【お花屋さん×カフェ】障がい者雇用の新たなロールモデル。原宿の花屋さんで花映えオープンサンドを食べてきた。

製品・サービス情報information

商品名
オープンサンド「Salmon&Creamcheese(サーモン&クリームチーズ)」
価格
550円(税抜)
買える場所
LORANS.(ローランズ)

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

一番の人気はもちろん花

インスタ映えするカフェメニューについつい目が行きがちですが、一番の人気商品はもちろん素敵な花。

この日は、母の日に贈るバスケットに入ったかわいらしいカーネーションがありました。これはお客さんの注文品だそうですが、希望にあわせてさまざまなアレンジができるそうですよ。
2019年の母の日は、5月12日(日)。人気のお店ですが地方発送もできるので、今から注文しておけばまだ間に合いそうです。
※詳しくはお店にお問い合わせください。

花屋さんは、目的がハッキリしていないとなかなか入りづらいのですが、カフェのついでに、花をふらっと眺めたり、買ったりすることができるので、ローランズのようなカフェ併設のスタイルはとっても使いやすいですね!

レジ横にはアクセサリーも

その他にも、スタッフの方たちが作ったハンドメイドのアクセサリーなども販売されています。手に取ると温かみが感じられ、優しい色合いがとても素敵でした。クオリティーが高い上に、センスもいい!花の魅力をさまざまな商品に変えて伝える。花が好きなスタッフみなさんの想いが伝わってくるようです

素敵な花屋さん&カフェのさらにステキな話

すてきなお店に、こだわりのカフェ。
そんなローランズで働く人の約8割が、実は障害を持つ方たちで運営されているんだそうです。

お店に入った瞬間にすぐ席に案内してくれた店員さん、笑顔でお店についてお話してくれた店員さん、皆さんいきいきと働かれています。 障害と聞くと、どのように接していいのかわからずに、ついつい過剰に気を遣ったり伏し目がちになってしまいます。 こちらで働いている方は、一見するとどのような障害を持たれているのかはわかりません。

それは障害があるかないかは関係なく、ローランズというお店が誰もが自分の個性を活かしながら働ける場をつくろうとしているからだと感じました。 ただ、このような素晴らしい場所は日本にはまだ少ないそうで、こちらの取組みが障がい者雇用のモデルケースになる気がします。 障がい者も健常者も共に働けるお店は、誰もが喜ぶ素敵な空間です。

経営者は29歳の若き社会起業家

ローランズを起業されたのは福寿満希さん。まだ29歳の若き社会起業家です。

福寿さんは大学生の時に特別支援学校の教員免許を取って、初めて障害をもつ方たちと関わります。そして、障害を持つ方たちの就職率が1割程度ととても低いことや、就職先の選択肢が少ない状況にショックを受け、それで障害のあるなしに関係なく、みんなが笑顔で働ける場を作りたいと思って23歳の時に起業したんだそうです。

訪れた日は花やメニューのこと、そして会社のことやスタッフの皆さんの素晴らしさなどについて聞かせてくれました。

障がいを持つ人へのイメージが変わる店

今回訪れて感じたのは障害を持つ方たちへのイメージが変わったことです。
どうしたら花を身近に感じてもらえるんだろう・・スタッフみんなで考え、ローランズの空間は作り上げられていました。
障害があるなしに関わらず、思いを伝えることはすごく難しい事です。
でも、インスタで見かけるおしゃれなお店にも負けない素敵な空間、花に対する思いが伝わる空間がローランズにはありました。

そんな花と笑顔に囲まれた空間で、皆さんも素敵な時間を過ごされてみては如何でしょうか。

この記事のおさらい

LORANS.(ローランズ)
LORANS.(ローランズ)に行く
商品を購入する
障害者支援
障害を持つ方の就職支援に繋がる

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  • writer ただマルジュウ
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取材協力:LORANS.(ローランズ)
(2019.04.24)

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