クラゲと間違えて、ビニール袋を食べてしまうウミガメ
LUSHによると、この糸寒天は海に流れ込むプラスチックゴミをイメージしているとのこと。
そんなものがウミガメのお腹から出てくるなんて…ショックですよね。
タートル ジェリーボムは、商品を通じて海洋ゴミの問題について考えるきっかけとなるよう開発された商品だったのです。
ウミガメは、クラゲだと勘違いしてビニール袋を食べたり、海草に絡まる他のプラスチックも食べてしまいます。これにより腸閉塞をおこしたり、満腹感が生じ食べることをやめてしまった結果、命を落としてしまいます。
見ての通り、漂うゴミは遊泳するクラゲとそっくり。これは間違えて食べてしまうウミガメがいるのもうなずけます。なんとかしたいですね…。
環境のために。パッケージのない商品を選ぶ
LUSHでは、ゴミを減らす取り組みのひとつとして、ゴミとなるプラスチックパッケージを使用しない、ネイキッド(裸の状態)アイテムの開発などに熱心に取り組んでおり、タートル ジェリーボムも、もちろんネイキッドです。
ゴミが出ないよう配慮されたものを選ぶこと。それは環境のために最も気軽にできるアクションだと思います。
LUSHでお買い物をする際は、ネイキッドアイテムも選択肢に入れてみてくださいね!
最後に。いちど海に流れてしまったゴミを回収するのは難しい。
タートル ジェリーボムの糸寒天は溶けずに残るので、排水時に回収しなくてはなりません。
お湯のなかで漂う糸寒天は吸水してもろもろになっているので摘むとちぎれてしまい、集めるのが大変でした!
しかしそれ以上に、海に流れてしまったゴミを回収する作業は大変なことなのでしょうね…。
子どもと一緒にバスタイムを楽しんで、糸寒天を集めながら海洋ゴミの問題についてお話してみるのもいいかもしれませんね。
かわいい見た目ですが、かなりメッセージ性のあるバスボムでした。