僕にとって旅は生き甲斐と言ってもいいかもしれません。どうも、いづやん(@izuyan)です。旅先で飲むコーヒーも好きです。今回はそんなコーヒーのお話です。
沖縄の海とコーヒー
旅先はいつも決まって日本のどこかの離島です。沖縄本島周辺の離島や、八重山諸島もいくつか訪れたことがあります。
そんな島めぐりの帰りに沖縄本島の友人と会った時のことです。友人宅で一杯のコーヒーをごちそうになりました。
「今回の島でも海で泳いだ?」と友人。
「うん、シュノーケルで行ける範囲だけどね。沖縄の海はサンゴ礁もあるし魚もたくさんいて面白いよね」
「そのコーヒー、サンゴを使って焙煎してるんだよ」
「え、サンゴ!? どうやって??」
コーヒーとサンゴが結びつかなかった僕は、食いつくように質問します。
「そのコーヒーはこれ」と友人が見せてくれたのは「35 COFFEE」とラベルの貼ってあるパッケージです。
シンプルな名前に逆に惹きつけられました。
「沖縄だけに・・・サンゴコーヒー?」
「そう読みたいのものわかるけど、『スリーファイブコーヒー』って読むんだ」
風化サンゴで焙煎する「35 COFFEE」
友人によれば、この「35 COFFEE」は焙煎に「風化した骨格サンゴ」(死んでしまったサンゴ)を使っているそうです。
風化して白くなった骨格サンゴを利用して焙煎します
ちなみにこのサンゴ、風化していても沖縄県の漁業法で持ち出しや使用する事が禁止されてます。35COFFEEは沖縄県の許可を得て、その専門業者から購入して使用しているそうです。
この貴重な風化した骨格サンゴを200℃まで熱してじっくり時間をかけてコーヒー豆を焙煎します。
そうしてじっくり焙煎された「35COFFEE」は、まろやかな味わいのコーヒーに仕上がっています。
好みに合わせた味わいが選べる
35COFFEEには3種のブレンドがあります。
【アイランドブレンド】は、そうした35COFFEEの一番ベーシックな味わいを表現しています。毎朝飲みたくなる、そんなクセのない味に仕上がっています。
【J.F.Kブレンド】は、アイランドブレンドよりも濃い味わい。僕はこちらの方が好きです。
【アイランドアイススペシャル】はアイスコーヒーにオススメな深炒りな味わい。
風化した骨格サンゴを使って美味しく焙煎されたこの「35COFFEE」、実はサンゴを利用しているだけではなく、「サンゴ保全」のためにもなるとのこと。