どの商品にも、作り手がいるということ
店内のいたるところに、こんなPOPがありました。
生産者やその地域のこと、この商品によってどんな人が適正な収入を得ることができるのか、ということが紹介されています。
お店に置いてある商品はフェアトレードで仕入れた、手仕事品ばかりなんです、と店員さんが教えてくれました。
どうしてお店の名前を変えたの?
関西で展開していた『シサム工房』のお店は、秘密基地のような佇まいで、服屋さんというよりも雑貨屋さんのような佇まいでした。いろんなものが置いてありそうな雰囲気ですね。
しかし「もっといろんな人にフェアトレードのことを少しでも知ってもらいたい!」という想いから、『vote for』は、スッキリとしたお店にしたんだそうですよ。
内装をシンプルにしたことにより、よりフェアトレードのことや、作り手のことが伝わりやすくなりました。
”vote for”とは"賛成票を投じる"という意味だそうです。
地球上には、十分に教育を受けることができず、生きていく選択肢を持てない人がたくさんいます。さらに地球環境問題は、待ったなしに私たちのライフスタイルの転換を求めています。 お金の行く末を意識して、投票のようにお金の使い道を選択する人が増えれば、社会は変わります。 出典:シサム工房
お買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ。
『vote for』の想いはショップバッグのデザインにも込められていました。
クリックするだけで服やものは買えますが、「誰が作ったのか?」「どんな想いが込められているのか」意識することはほとんどありませんよね。
今までの生活やお買い物のなかで、見過ごしていた作り手の存在にはっとさせられる。『vote for』は、そんなお店でした。
フェアトレードやオーガニックの商品は、いろんなお店で見かけますが『vote for』のように、作り手の存在を感じることが出来るお店って、実はかなり少なかったりするのです!
日常生活に、フェアトレードを仲間入り
お客さんの中には、フェアトレードについて興味のある方もいますが「気に入ったから買った」という人がほとんどらしいです。
デザインにこだわるだけじゃない、作り手やその背景のことも伝えてくれる『vote for』は持っているだけで気分が良くなるような、お気に入りアイテムを探すのにぴったりなお店でした。
興味がある方は、「どんな人が作ったものなの?」「どうしてオーガニックコットンがいいの?」など店員さんに聞いてみてくださいね。いろいろお話してくれますよ!
吉祥寺に行く方、気軽にふらっと立ち寄ってみてはどうでしょうか。きっとお気に入りのアイテムが見つかりますよ!
東京・vote for by sisam FAIR TRADE コピス吉祥寺店
電車・バスでお越しの方へ
JR中央線・総武線 吉祥寺駅/京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩2分
住所
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺寺本町1-11-5 A307 コピス吉祥寺 A館3F