さて、本日は“とある場所”の前に来ています。
そして、これまでの人生で1,2を争うほど…それはもう、大学4年の進路かっていうくらいに今自分は悩んでおります。
果たして自分は仕事とはいえ、本当にこのまま先へ進んでしまっても良いのだろうか———
…そう。ここはかの『スターバックス-STARBUCKS-』。
今日、スターバックスコーヒーがプラスチック製ストローを廃止して紙製ストローへと移行するという噂を聞きつけ遥々やってきたのです。
ただ、「スタバ」とは都会のメンズノンノ系男子しか入れないとも一説には言われているいわばオシャレ教のメッカ。どう考えても自分には“too much”な領域です。
(※筆者はかつてこの姿でスタバに入りカップルに笑われるという苦い過去を持つ)
…でももうやるしかない。そう、これは仕事でありバイコット編集部の使命なのだ———
潜入開始!サステイナブルなFSC®認証紙ストロー
そういうわけでこの話題の「ストロー」を手にするべくスタバへと潜入を果たした筆者。早速噂の真相を確かめます。
筆者:「すいません。スタバのストローがプラスチックから紙に変わるって本当ですか??」
バリスタさん:「はい!ここの店舗ではまさに本日(2月3日)から切り替わりが開始したんですよ。」
筆者:「今日から…!でもそもそも一体なんで紙ストローになったのですか?」
バリスタさん:「今、世界的にプラスチックゴミの海洋汚染問題が深刻化しているのをご存知ですか?」
【今日のプチ知識❓】プラスチックごみによる海洋汚染は🌏地球規模の課題です。フランスでは、使い捨てのレジ袋が2年前から全面禁止になっています。間もなくプラスチックのストローもなくなるでしょう。
— フランス大使館 (@ambafrancejp_jp) June 8, 2018
今日は #世界海洋デー 🌊@Min_Ecologie 🌱 pic.twitter.com/kndTGwBsZd
バリスタさん:「こうした背景から、スターバックスでは2020年末までにプラスチック製のストローを全廃することに決めたのです。」
筆者:「全廃…!その代わり生まれたのがこの“紙製のストロー”というわけなのですね!」
バリスタさん:「また、このストローはすべて適正に管理された森林等から生産されたFSC認証紙というものを用いているみたいですよ。」
FSC認証は環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。
認証について - FSC Japan
日本全国に約1500店舗存在するスターバックスで、プラスチックストローから紙ストローに“完全に”移行するというのは本当に大変なこと。
公式サイトの声明によると、この「紙ストロー」を導入することでなんと年間約2億本分ものプラスチックが削減できる見込みなのだそう。これはものすごい数…!
しかし、スタバユーザーの中にはこんな声も
スタバでフラペチーノのストローが紙でした。
— マリンクーバー (@never_neverend) February 2, 2020
ちびちび飲んでたら、紙ストローがふにゃふにゃになってきちゃったんですが…
プラスチックゴミを減らす為の策。
ストローもう1本くださいとは言いづらい(ゴミを増やす)
底のアイス状のところ吸えない
私どうしたらいいですか?#スタバ #紙ストロー pic.twitter.com/Qc8FEzKLts
やはりこの“紙のストロー”というのはまだあまり馴染みがないものなもかもしれません。
この記事のおさらい
- スターバックス
- https://www.starbucks.co.jp/cafe/chocolate/?nid=tbn_01_pc#hojicha