【LUSH×オーストラリア】“ネパール国土分の広さ”の森林が燃えたカンガルー島の現状(いま)~緊急レポート~

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オーストラリアから緊急来日!ヤブキレンさんによるトークセッション

お次はいよいよトークセッション。

今回のゲストは一般社団法人 NGO Life Investigation Agencyこと「LIA」のメンバーの一人であるヤブキ レンさんです!

ヤブキさんはつい先日までオーストラリア南部の「カンガルー島」というところで実際に野生動物の救援活動を行っていました。

このカンガルー島は特に今回の森林火災の被害が大きく、全面積の約3分の1に当たる15万5000ヘクタール以上が焼き尽くされ、その被害は今も計り知れません。(←これはなんとネパールの国土面積よりも大きい値です)

▼NASAがとらえたカンガルー島の衛星画像/NASA Worldview

LIAによって撮影された現地でのドローン映像が流されたのですが、見渡す限りの「(灰)」「茶色(枯れた木)」「(炭)」で、かつてここが緑で覆われた国有種の宝庫であったとは全くもって思えません。

「このままでは砂漠化してしまうだろう」

ヤブキさんのその言葉が大変印象的でした。

一次被害である火災をなんとか免れたコアラたちも、二次被害、つまり食べ物が全くない環境で餓死してしまう過酷な状況が現在も続いているのだそう。

テレビやネットのニュースなどでは決して伝わらない現地のリアルな状況を次々に見せられ、本当に大変衝撃を受けました。

まとめ:オーストラリアの為にできること

このイベントが終わったら、また再びヤブキさんはカンガルー島に戻るそうです。

そんなヤブキさんのお話で印象深かったのが

〝この災害の責任は我々日本人にもある〟

———ということ。

普段私たちが身近に使っている紙であったり、何気なく口にする肉。それらを生み出す為の“人間に都合の良い木”ばかりをオーストラリアに植えてきたことが、結果として今回の大火災の一因となってしまったのだそう。

今こそ改めて私たちも身の回りの生活を見直す時が来ているのかもしれません。

一刻も早く、オーストラリアの復興を願うばかりです———

この記事のおさらい

LUSH
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  • writer 桶の旅人
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(2020.02.12)

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