2014年キッズデザイン賞受賞、
子どもが前に進むための「つづける支援」
2011年に始まったこの「ASKUL Kodomo Art Project」。2014年7月までの時点で、総支援金額810万4322円。2014年7月には、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインを顕彰するキッズデザイン賞・復興支援デザイン部門(NPOキッズデザイン協議会主催)を受賞しました。
ASKULが支援金を贈る「NPO法人子供地球基金」は、1988年に創立。戦争や災害などで心に傷を負った子どもたちが、絵を描くワークショップを通じて、自分の心と向き合い、癒し、希望を見出せるような活動を続けています。震災4か月後には、宮城県亘理町に支援活動の拠点として、キッズアースホーム東北を立ち上げたというからすごい。これまで行った東北でのワークショップは、100回以上だそうです。
被災地の子どもたちを対象としたワークショップ。ここから商品が生まれる
わたしがふだん気にもしない、手洗い石鹸やティッシュのパッケージに目を止めたのは、この絵の中に「希望」を見たからかもしれません。
忘れかけていた被災地の「いま」と、すべての子どもにも持ってもらいたい「希望」。
これから、事務用品発注、子どもの日用品購入のついでに、ASKULの子どものアートを暮らしに添えたいと思い
ます。
(文=大武美緒子)
この記事のおさらい
- ASKUL
- ASKUL Kodomo Art Project
- 商品を購入する
- 売上の3%寄付
- NPO法人子供地球基金
- 購入料金の3%が、NPO法人子供地球基金を通じて、被災地の子どもたちを対象としたアートワークショップの開催などに役立てられる