小さいころの夢は漫画家かイラストレーターでした。何かを作ることは、小さいころから今までの変わらない自分のテーマでもあります。どうも、いづやん(@izuyan)です。
最近はめっきりイラストを描くことも減りましたが、たまに文具店を覗くのは今でも大好きです。
ある時とても面白い画材を発見しました。
「新ジャンル 木彩画『ウッドペイント』」と「乾くと木になるおがくずねんど『もくねんさん』」。
聞いたことのないものだったので思わず買ってしまいました。
おがくずが入った不思議なねんどと絵の具
早速二つの画材を見てみます。
「もくねんさん」のパッケージは、人物の素朴な人形の写真と「鉛筆工場から出るおがくずをリサイクルした地球に優しいおがくずねんどです」という説明書きが書かれています。
ほうほう、鉛筆を作った時に出来るおがくずが入っているのか・・・ますます珍しいです。
開けてみると、中は明るい茶色のねんどと、使い方の説明書が入っていました。
箱から取り出して包装を取り除くと、ふわっと漂う香りはまさに「鉛筆」!
あの鉛筆の木の香りです! 思わず何度もかいでしまいます。
子供の頃いじったねんどは油ねんどだったり紙ねんどだったりしましたが、あの匂いはほとんどしなくて、別の意味で懐かしい「鉛筆」の香りはなんだか楽しい気分にさせてくれますね。
しかし本当にいい匂いだ・・・。
ちぎってみるとおがくずが入っているのがすぐわかる、不思議なざらついた触感です。べたつきもなくテーブルを汚すこともなさそうです。早速適当に形を作ってみます。
・・・なんでこんなものを作ったのか自分でも分かりませんが、つなげたりちぎったりは実に簡単で、木の香りもあって、いじるだけでも楽しいです。
子どもの頃にこんなねんど、欲しかったなー!
しかもこの「もくねんさん」、乾くと木のようになり削ったりすることもできるんだそう。軽くて丈夫でひび割もしにくいようです。
もうひとつの画材、「ウッドペイント」も開けてみますね。
中には、白、赤、黄色、青、緑、茶色、黒、の7色の絵の具と、パレット代わりになる中敷き、筆一本入っています。
買ってすぐに使えるように配慮されているのがうれしいですね!
こちらもおがくずが混ぜられているそうで、よく見るとつぶつぶしていたり、ちょっと粘り気が強そうですね。
実際に紙に描いてみると、これも不思議な感じです。
水彩絵の具でもなく油絵の具でもない、変わったタッチです。水彩と同じように伸びていきますし、油絵の具のように厚みを付けて塗り重ねることもできます。
それもやはり混ぜられた「おがくず」のおかげみたいですね。
ささっと絵を描いてみましたが、乾くと表面がざらついた木のようになって楽しいですね、これ!
「木彩画」とパッケージに書いてあるのは伊達じゃないみたいです。
もうちょっと慣れて色々な塗り方ができるようになると、この絵の具でしかできない表現も出来そうです!