【ラーメンで動物園を支援】北海道発！日本の白クマの応援につながる本格派生ラーメンを食べてみた。

札幌円山動物園ラーメン（以下、白クマラーメン）が店頭に初めて“出没”した時、パッケージの何とも言えない表情の白クマにクギづけ！（〃∇〃）ｷｭﾝｯ
・・・で、改めて買って食べてみようと探してみると、あれれなかなか見つからない。人間、ないとなると欲しくなるものでデパート、高級食料品店まで行って探す気合の入れようでしたが、結局見つかったのはすぐ近所のスーパーでした・・・(^_^;)ﾄﾎﾎ

可愛らしいパッケージに込められた想いとは

白クマラーメンはその売上の一部が、絶滅危惧種に指定されたホッキョクグマ（以下　白クマ）の飼育と繁殖に取り組む札幌市円山動物園に寄付されるそうです。

・・・とサラっと言ってしまいましたが、実は、白クマは動物園での自然繁殖は極めて困難で、世界中の動物園でも年に数頭しかできないという厳しい現実が。
実際、国内の飼育頭数は減少の一途を辿っており、数年前からは全国の動物園が連携して繁殖計画を進めているようです。しかし必ずしも順風満帆ではなく、円山動物園はそうした対策が功を奏して繁殖＆誕生まで結びついた数少ない動物園の一つ。つまり、白クマの飼育＆繁殖の星である円山動物園を支援することは、日本国内の白クマの環境全体を良くするとも言えそうです。

「札幌市円山動物園」

昭和26年5月5日に全国で10番目の動物園として開園。多くの市民に愛される街の動物園として、また、家族にとって思い出の場所でもある動物園として、子どもたちに記憶に残るような動物園へと日々改革を実践中。
営業時間　9：00～17：00（2/1～10/31）　9：00～16：00（11/1～1/31）
アクセス　地下鉄東西線　円山公園駅より徒歩15分活動団体のサイトを見る

カワイイくせに、本格派！

さてさて、可愛いパッケージでも、開封して普通に調理したらタダのラーメン。
せっかくのかわいらしさを何とか活かせないかと閃いたのがこちら↓

お気に入りの白クマのタオルを敷いて、試食タイ～ム♪

そうですっ！キャラ弁ならぬ、キャラーメンにしてみました。
あぁ・・・でもかわいすぎて、しかもその目に見つめられると食べられなくなるぅ～。
って言っているうちにのりがふやけて顔が不細工になってきたころで、安心して？口に入れることができました。(;’∀’)

肝心のラーメンのお味ですが、パッケージは可愛いし、ラーメンに込められた意義も賛同できるし。でもラーメン自体は、よくあるインスタントラーメンと同じでしょ、あんまり脂ぎっているのはイヤだなぁ～と、味は全く期待していなかったんです。

ところが？作ってみてあれ？？食べてみてあれ？？？
スープに油が浮いていない！何、このあっさり風味は？

原材料欄を見ると、“めん”の一文字のみ。インスタントラーメンの麺は通常、“揚げめん”のハズだけれど、どうやらノンフライ麺のようです。
その上、販売元のノースユナイテッド社のホームページに“生ラーメンを48時間かけて乾燥させた本格派めん”とあるように、生麺に近い食感もグッド！これ、ラーメンとしても結構クオリティ高いですよ。

可愛いパッケージからは想像つかない本格派生ラーメン。（写真左）
パッケージの顔は、今は旭山動物園に移動した「ピリカ」がモデル。（写真右）

ラーメンをすすりながら、動物園の白クマたちのことや世界にいる彼らの仲間たちの環境が温暖化で深刻になっている現状に思いをめぐらせてみました。

人間の身勝手さを申し訳なく思いつつ、地球環境の変化をいち早くキャッチして私たち人間に警鐘を鳴らしてくれる白クマの声なき声にしっかり耳を傾けないといけないなぁって、そんな風に思いました。

そして円山動物園にも行きたくなりました。次の休みは北海道だっ！(;’∀’)

売上の一部を動物園の整備、動物の飼育に充てられる、藤原製麺製造の動物園コラボシリーズは、円山動物園×白クマラーメンを皮切りに、既に上野動物園×パンダラーメン、京都市動物園×ゴリララーメンを発売済。今年1月には第四弾として、福岡市動物園×ヤマネコラーメン（園内では昨年11月に先行発売済）を販売開始するようです。ヤマネコとは、国の天然記念物「ツシマヤマネコ」のこと。これまでの動物たちに負けず劣らず激カワなルックスで、興味津々！こちらに込められた想いも要チェックです。