「あっ、今年も恵方巻が半額になってる…」
節分の時期にスーパーやコンビニでそんな光景を見掛けたことがありますか?
恵方巻値下げチキンレース思った以上に楽しかった。 そして今回最大のMVP。 pic.twitter.com/S8RrI6QhMX
— くらり (@kurari_Dot) February 3, 2017
恵方巻 大量廃棄https://t.co/rAJeazERJm
— sakamobi.com (@sakamobi) February 4, 2016
恵方巻って毎年のように大量に売れ残ってて、はやい時間から半額シール貼られてるよね。それでも利益は出るんだろうけど、あれ見ると毎年のように複雑な気持ちになるよな... pic.twitter.com/Aeke2FLcYf
大阪の風習のひとつだった恵方巻ですが、新たな季節商品としての期待と過熱する販売競争の結果、今や“日本の食品ロスの代名詞”として、皮肉にも全国区の知名度になりました。 大量の恵方巻がゴミとして捨てられているショッキングな写真を見た方も多いのではないでしょうか。
値下げしても売れなかった恵方巻は「食品ロス」として“廃棄”されることになります。
そしてその損失額はなんと、、、〝10億円〟相当。
一体、何本分の恵方巻になるのでしょう。そんな衝撃的な数字が関西大学の宮本勝浩名誉教授によって推計され大きな話題になりました。
恵方巻ロスに対する近年の動き
そのような状況を受けて、恵方巻のロスを無くしたいという動きが、消費者はもちろん小売店側から発信され注目が集まりました。
2018年に前年実績で販売すると宣言したヤマダストアー
2019年2月にはお弁当・おむすびの天神屋による宣言は多くの人々に共感され話題になりました。
そして2019年10月、国により「食品ロス削減推進法」が施工され迎えた恵方巻シーズン、2020年1月に農林水産省がスーパーやコンビニなどの事業者に対して需要に見合った販売による食品ロスの削減を呼び掛けたもので、大手コンビニチェーン3社を含めた26の食品小売業者が応じたと発表されました。
来店者にロス削減への協力と予約購入を推奨するPR資材が提供されます。