11月も気づけば終盤
「ハロウィン」から始まり「酉の市」や「ボジョレーヌーボー」など秋のイベントを楽しみ尽くした方もきっと多いことでしょう。
そしていよいよ迎えるはクリスマス
ゆっくりと12月のあかりが灯りはじめ、慌しく踊る街を誰もが好きになる…ことかと思います。
しかし今、日本で「クリスマスケーキ」をめぐる問題が年々深刻化しているということを皆さんはご存知でしょうか?
そういえばX`masが終わった後はどうなるの?!~クリスマスケーキの実態~
クリスマスの楽しみの一つと言えばそう、クリスマスケーキ!
でも、X`masが終わった後にこのケーキ達がどうなるかということをご存知の方は案外少ないのではないでしょうか?
「クリスマスケーキはX`masに皆で食べられるものなんじゃないの?」
———筆者もつい先日まで当たり前のようにそう思っていました。
ですが何と、このケーキ達が実は豚のエサになっているかもしれないのです…!
このクリスマスの時期、あるリサイクル工場ではなんと一日に400~500kgものケーキが百貨店やスーパーなどから一口も人間に食べられることなく豚のエサとして運ばれていくのだそう。
一般的な5号サイズ(直径15cm/4~6名用)のケーキがおよそ1kgなので、単純計算でなんと500個ものケーキが廃棄処分される計算に。
ケーキ1つのカロリーがだいたい1700kcal
つまり、仮にもしカロリーベースだけで考えれば、この工場だけで一般的な成人女性が500日生きていける分の食料が無駄になっていることになるのです。
勿論これはほんの一例。まだリサイクルされているだけ良い方かもしれません。
実際にはもっと沢山のケーキが食品ロスとして処分されているのが現状です。
しかしそんな中、この問題に対し多くの企業が新たな取り組みを始めようと動き出しています!