【もふもふ党の人、集まれ!】
アルパカ専門店「MAITE」直営店が期間限定オープン!
ベビーアルパカの極上の肌触りを体感してみよう!

製品・サービス情報information

商品名
Maite
価格
製品により異なる
買える場所
Maite オンラインショップ

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

MAITEができたきっかけ

MAITEのニットは、アルパカのいる南米のペルーでつくられています。手編みのニットアイテムを編むのはリマ北部のカラバイヨ地区に住む女性たちが中心。MAITEが始まるきっかけは、ここで編み物を通じて女性たちが収入を得られるようにサポートしている鏑木玲子さんと出会ったことでした。

カラバイヨは、農村部から出稼ぎにきた人々が住みついた郊外の街です。南米では経済発展と共に物価があがるなど、“一昔前の日本”との共通点がみられます。ここで暮らす女性たちは都会まで出てレストランなどの求人を探すこともできますが、その移動にも片道1.5時間近くかかり、小さい子どもがいる場合など、実際に家を離れるのは困難です。
また、男性の仕事だけでは生活が安定しない一方で、男性中心主義のカルチャーも根強く、女性が仕事を持つことはよく思われていませんでした。

「貧しい人の生活の向上のために仕事がしたい」と、国連機関の重役だった夫に相談して提案されたNGOの活動するペルーを訪れた鏑木玲子さんは、男性に頼らざるを得なかった女性の支援活動を始めます。
農村部で育ったペルーの女性たちは日常的に編み物をしていて、母から娘へと編み物の技術が自然と伝えられていました。“ペルーの宝”と呼ばれる高品質なアルパカ糸からニットを編むことで、女性に収入を得る機会が生まれたのです。玲子さんの指導するMujeres-Unidas(ムヘレスウニダス)の活動は、2003年から続いています。

顔が見える距離だからできることを

女性たちが自ら収入を得ることで、衛生回りの生活環境が改善されたり、身なりに気を配るようになったりと、意識に変化が生まれています。また、子どもが義務教育を終えた後も進学ができた、という家族の例もあります。

MAITEでは、生産者と顔の見える関係を維持しながら、長く愛されるものづくりを大切にしています。アルパカ100%や手仕事にこだわることで、生産者だけでなくお客さん一人ひとりが満足できる取引を実現しようとしています。
大量に安く作る方法では素材や生産者への配慮が難しく、せっかく作られたものが、比較的短期間で捨てられてしまうこともあります。規模は小さくても関わる人の幸せを大きくするという考え方には、MAITEの“愛”が詰まっています。

直営店では、ベビーアルパカ100%の毛糸も販売しています。編み物が好きな人はもちろん、ボンボンなどの小物作りにもかわいいと思いますよ。ぜひ、期間中にお店に足を運んでみてください。

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取材協力・写真提供:株式会社碧嘉(ピッカ)ジャパン
MAITE
(2015.12.08)

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