ラッシュ店舗では
ラッシュ原宿表参道店では、難民が異国の地で生活をすることの困難さが伝わってくる、そんな現実の数々が展示されていました。
ラッシュ原宿表参道店の展示の様子
母国での幸せだった日々は一変。命を狙われ、家族と離れ離れに。
日本政府から難民認定を受けるためには、膨大な量の書類を使って手続きをしなくてはなりません。内容は日本語で書かれています。
難民の方は、「やっとの思いで逃げてきた先が、たまたま日本だった」という方も多いそうです。
当然日本語の読み書きは困難を極めます。英語ならまだしも…かもしれませんが、これは大変です。
日本人の私でも匙を投げたくなるほどの量ですし、認定を受けるために証明しなくてはならない内容が、とても難しいようです。
審査の結果が出るまでに数年単位の時間がかかり、その長い間、十分な支援を受けることができず、0の状態から生活を築かなくてはなりません。
スーツケース1つで入国する人がほとんど。日本に逃れてきて、ホームレスになってしまう難民も少なくありません。
そんな難民の相談に乗ったり、サポートをしている、認定 NPO 法人 難民支援協会と、特定非営利活動法人 なんみんフォーラムに、「ハンズ オブ フレンドシップ」で集められた寄付金が送られます。
さらに、LUSHでは難民の採用も
さらに、ラッシュジャパンでは難民支援のためにチャリティ商品を販売するだけではなく、製造工場などでの雇用を目的に、難民を対象とした採用活動もはじめているとのこと。
支援団体に、寄付をするだけでは終わらない!問題を訴えるだけでは終わらない!
そんなLUSHって本当にすごいなぁ。
家族と過ごす年末年始
年末年始に家族と集まる方も多いかと思います、そんな中、帰郷が叶わず、さらには何年も気が遠くなるほど家族と再会できずにいる難民もいます…それはとてつもなく寂しいことです。
ラッシュ原宿表参道店のウインドウには、「ハンズ オブ フレンドシップ」のステッカーが大きく貼られている。
ソープのデザインは「さあ、手を取り合いましょう」がコンセプトになっています。
「ハンズ オブ フレンドシップ」がきっかけで、彼らのことを少しでも知る人が増えることを願います。
その他にも、オンライン限定で「ワールドピース」(バスボム)も同様のチャリティ商品として販売されていますよ!
この記事のおさらい
- LUSH
- ハンズ オブ フレンドシップ・ワールドピース
- 商品を購入する
- 売り上げの全額(消費税を除く)
- 認定 NPO 法人 難民支援協会・特定非営利活動法人 なんみんフォーラム
- 難民の支援のために使われる