友人たちから結婚やら出産やらハッピーな報告が届き、「私もそろそろ幸せになりたい…」と本気で思っていた矢先。
タイミングよく?バイコット編集部からお菓子の取材依頼が来ました。
幸せを招くと呼ばれる福島の「魔法のおかし・ぽるぼろん」ーーー??。
これはもしや、幸せが訪れる前触れなのではーー!(; ・`д・´)
「ポルボロン」と3回唱えれば願いが叶う?
早速取り寄せて、おしゃれなパッケージを開けるとシナモンの香りがふんわり。税込みで8個入り500円、15個入り1000円とがありますよ。
「魔法のおかし・ぽるぼろん」は、スペイン・アンダルシア地方の伝統的なお菓子「ポルボロン」をもとにしています。結婚式やお正月などのお祝いにはかかせない焼き菓子で、口にいれると溶けるような触感が特徴です。溶けてしまう前に「ポルボロン」と3回おまじないを唱えることができると、願いが叶い幸せになるという言い伝えがあるそうですよ。
おまじないの唱え忘れにご注意を!
口に入れて歯にあたった瞬間、サクっと崩れ溶けていく食感が楽しい。コクのある風合いはまるで黒糖のよう。なんだか懐かしい甘さです。
ああっ! ……しまった( ゚Д゚)
おいしさを堪能するあまり、おまじないを唱え忘れてしまったので、もうひとつ。今度はしっかり3回唱えながら味わうと、今度はシナモンの風味が強く感じられました。もうひとつ……もうひとつ……。どんどん手が伸びちゃいます。
今度はドリンクと一緒に。紅茶を濃い目に入れて、お茶菓子として味わってみることに。シナモンの香りのおかげで甘すぎず、上品な味。お皿の上で崩れてしまうので、フォークは使わず指でつまんで食べたほうが食べやすいかもしれません。おやつにもいいですが、食べ応えがあるので牛乳と合わせて軽い朝食にもオススメですね。
ぽるぼろんを食べるのは初めてのはずなのに、独特の歯触りに覚えがあります。思い返してみたら、フィリピン人の友人の結婚式で食べたお菓子が、この食感でした。かつてスペイン領だったフィリピンでも結婚のお祝いにポルボロンは欠かせないんですね。改めて、世界はつながっているんだなと感じました。