今、注目のスーパーフード「カカオ豆」を世界的なシェフがロースト
最近「脳の劣化を防ぐ可能性がある」として、注目が集まっているスーパーフード「カカオ豆」。カカオポリフェノールには、女性にうれしい効能もたくさん。老化の原因となる゛活性酸素“を除去する抗酸化作用。食物繊維(リグニン)も豊富で、ストレスを緩和、満足感や幸福感を与えるテオブロミンも含まれているという……まさにスーパーフード!
このカカオ豆は、世界的なショコラティエである三枝俊介さんがプロデュースしたもの。
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」でのセミナーシェフの経験も持つ三枝さんが味と食の安全性に気を使いながら自ら丁寧にローストしたそうです。
パッケージのイラストもガーナ伝統のテキスタイルを元に、シェフの三枝俊介さんご本人がお描きになったものなんですよ。
フェアトレードについて語るきっかけを作るアイテム
パレドオールHPより:http://palet-dor.ocnk.net/product/22
このカカオ豆は、国際フェアトレード認証ガーナ産オーガニックカカオを100%使用しています。
三枝さんはBean to Bar(豆の製造からチョコレートの製造までを一貫して扱うこと)を始めたころからフェアトレードや、チャイルドレイバーフリーに興味を持っていたそう。
しかし、ガーナのカカオ豆の輸入は政府管轄だったため、特定の地域の豆を仕入れることができなかったそうです。ようやく実現に至ったのは昨年2016年春になってから。
今後も、三枝さんのショップでは、意欲の高い農家を選んでカカオ豆を買い、おいしいチョコレートづくりを続けていくとのこと。
「顔の見えるカカオ原料」を扱うことで長期的に特定の農園と関わりを持ち、ともに成長していくことを目指しているそうです。
NPO法人ACE
このカカオ豆は、児童労働をなくす活動を続ける日本のNPO法人「ACE」が、ガーナのカカオ生産地で児童労働をなくすためのプロジェクトを実施した地域で収穫されました。
「ガーナスマイルカカオ プレミアム カカオビーンズ」を買うと、1箱当たり20円がガーナのカカオ農家支援のために寄付されます。
近頃、フェアトレードは、学校教育などの現場で取り上げられることも増え、市場も拡大しています。
コンビニで買えるこの「カカオ豆」がフェアトレードについて話し合うきっかけになればいいですよね。
この記事のおさらい
- ショコラティエ パレ ド オール
- ガーナスマイルカカオ プレミアム カカオビーンズ
- 商品を購入する
- 1箱につき20円
- NGO ACE
- カカオ農家支援のためにACEを通じて寄付される
この記事をシェア
- writer 智子
- ライター/編集者
- more
関連リンク:ショコラティエ パレ ド オール
(2017.03.09)