ビールの季節からはだいぶ遠ざかりましたが、それでもやはり「とりあえずビール」と言ってしまうのが、世の常です。お酒はあまり強い方ではないのですが、飲み会にはちょくちょく声がかかり、参加するといつもビール人気の高さに感心させられます。
そんな人気のビールを飲むたびにカーボン・オフセットに参加できてしまうというのが、コープさっぽろと北海道、サッポロビールによる「北海道の森を元気にしよう!」キャンペーン。コープさっぽろ限定で行われたキャンペーンです。
※カーボン・オフセットとは
地球温暖化の原因である二酸化炭素を減らそうとする取り組み。日常生活や経済活動の中でどうしても排出してしまう二酸化炭素(カーボン)を、他の場所で行われるCO2削減活動に投資することで埋め合わせ(オフセット)すること。対象となるCO2削減活動は、植林事業、自然エネルギー事業などがある。
昨年に続き、道有林を守るキャンペーン第2弾を展開!
昨年11月に第1弾を実施しているので、知っている方も多いのではないでしょうか。今年も7月に新ジャンル2商品、9月にはビール2商品と2回にわけて「北海道の森に乾杯!」缶オリジナルラベルとして展開。さらに今回はワイン2商品も加わりました。
1缶飲む毎に1円分のCO2約66gをカーボン・オフセット。ワインなら10円分のCO2約666gがカーボン・オフセットされます。ビールやワインを飲む毎にCO2削減に貢献できるなんてビール飲み・ワイン好きにとってはちょっとうれしいですよね。
第2弾の9月からのキャンペーンは、ビール2商品(サッポロクラシック、サッポロ生ビール黒ラベル)。
ワイン2商品(有機酸でおいしさアップ白ワイン、ポリフェノールでおいしさアップ赤ワイン)。
ビールは「北海道の森に乾杯!」キャンペーン用のオリジナルラベルの特別仕様。
ラベルにはキャンペーンの詳細を掲載。カーボン・オフセットの量なども記載されている。
美味しいビールや料理を飲んで、食べて、森を守る!
ではまずは一杯!
くーっうますぎる!最初の一杯はやっぱり最高です。
今日はお酒のお供にと、鶏肉のビール煮も作ってみました。
ビールのコクが出て、我ながら美味なできばえ。もちろん、ビールとも合います。
鶏肉のビール煮は、発泡酒や第3のビールではなく、ビールでないと美味しくできないので、惜しげも無く投入。
じゃがいもも人参も鶏肉もトロットロに柔らかく煮上げることができました。玉ねぎは文字通り溶けてしまいました。
多くの道有林がある羊蹄山
ちなみにカーボン・オフセットで寄付が贈呈されるのは北海道有林森林吸収エコビジネス支援プロジェクト~「キキタの森」の間伐促進プロジェクトを始め、北海道4町連携による間伐促進型森林づくり事業(足寄町、下川町、滝上町、美幌町)、コープ未来の森基金など、全部で12の団体やプロジェクト。
今回のキャンペーンでのカーボン・オフセットの想定量は約130トン分のCO2の排出権購入となっています。おいしくビールやワインをいただいて森林保全に役立つなんてウレシイですね。
この記事のおさらい

- サッポロビール株式会社
- サッポロクラシック、サッポロ生ビール黒ラベル ※コープさっぽろ限定「北海道の森に乾杯!」缶

- 商品を購入する
- 1缶につき1円分

- カーボン・オフセット
- 1缶飲む毎に1缶につき1円分のCO2をカーボン・オフセットし、北海道の森林保全活動に貢献
この記事をシェア
- writer 岡安 学
- デジモノ誌やウェブで活動するフリーライター
- more
取材協力:サッポロビール株式会社
(2014.12.11)