はじめて出会う色彩の世界
捨てられてしまうお米と野菜から生まれたクレヨン
新しい年が始まりました。今年も、日々のお買い物が未来につながることを願って、モノとコトのストーリーを想像し、暮らしが楽しくなるような品を紹介していきたいと思います。
さて、新しい年を迎えるための支度をしている師走に、はじめての世界に出会いました。以前から気になっていたおやさいクレヨンです。
おやさいクレヨンvegetabo season3 全10色
それは、くろまめ色。おせちに使う黒豆です。
あー、これ黒だけど黒じゃない。繊細な色合い。黒という色が一色じゃないことに気づく。
さらににんじん色。ごぼう色。お煮しめ用に、さっき洗って切って、煮ていた野菜たち。そのお野菜たちが、紙の上に新しい色彩の世界を描いてくれます。
新年、子どもたちとくろまめ色やにんじん色を使って絵馬を描いてみました。
おせちに使うお野菜たちで描くって、なんだかとっても縁起がよさそうです。
松は、ねぎ色を使って。淡い色合い。手の感触もやさしいのです。
この「おやさいクレヨンvegetabo」は、大部分が廃棄されてしまう米ぬかからとれた米油とライスワックスをベースに、収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などが原材料だそう。野菜の色を補うための顔料は食品にも使用される着色料と同成分のものを使用してあって、子どもが口に入れても安心。
2014年6月には一般社団法人ロハスクラブが主催する第9回ロハスデザイン大賞モノ部門大賞を受賞しました。
※写真はおやさいクレヨンseason1(sold out)
season2 (sold out)
この記事のおさらい
- mizuiro 株式会社
- おやさいクレヨン vegetabo 2,160円(税込)
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- 廃棄予定の材料の再利用
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- 収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などが原材料のクレヨン。 2014年6月に一般社団法人ロハスクラブが主催する第9会ロハスデザイン対象モノ部門対象を受賞