【国産のお米と野菜からできているクレヨン】
農業の未来をリデザインする
おやさいクレヨン「vegetabo」

製品・サービス情報information

商品名
おやさいクレヨンvegetabo season3
価格
2160円(税込)
買える場所
全国の量販店・小売店等、オンラインショップ

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

「野菜とお米だったんだよ!」
作り手のストーリー、モノの向こう側を
想像できるプレゼントっていい!

野菜大好き、土大好きのわたし。絵ゴコロは皆無ですが、ぐるぐる描いているのが楽しい~。そして、この新しいけれど、じつは自然のなかにずっとあった色、この色をだれかに教えたくなります。
あっ!! そうそう。野菜大好きなお友達にプレゼントしよう。自身で畑を借り野菜をつくって、1歳半になるお子さんをつねに畑で遊ばせているという友人に、season3をプレゼントしました。

seazon3はパッケージもさらにかわいくリニューアルされました。

やっぱり。野菜づくりが趣味の彼女には大ヒット。
「なんて素敵な~! えーっ、キャベツ色!? 手触りもいいね」

「このクレヨン、もともと土の中で育ってたんだよね~。ねぎに、きゃべつに、りんごにとうもろこし。うわーっ、これカシスだって」
お絵かきしながら、土と太陽のもと育まれた野菜の姿を想像したり、自然がつくる色に驚いたり。

口にするもの、毎日使うもの。そのモノたちがどうやって育まれ、どういう人や過程を経て、わたしたちのもとに届けられているかを想像するのって楽しい。アジの干物は海で泳いでいたんだし、机は木として大地に根を張っていた。子どもにも、“目の前に見えるものの向こう側”を想像できる子になってほしいな、とも思います。

10色のうち8色が青森県産の野菜たち
ひとりの女性の思いが縁を紡ぎ、人を動かした

もうひとつ、この商品に惹かれたのは、開発のストーリー。青森に住むデザイナー・木村尚子さんという女性が企画し、野菜は、原材料生産から加工行程までを一環して、青森県七戸町の農事組合法人あづまさん全面協力の元、10色中、8色を青森県産を使用しているところです。
製造は名古屋市において60年もの歴史を持つクレヨン工場。通常使う石油系原材料は使わず、米ぬかからとれるライスワックスと米油を使用することにしたのも、あらゆる方法を試みてのことです。
クレヨン開発のきっけかは、当時8歳だった木村さんの子どもに安全な文房具を作りたいという思いだったそうです。
ひとりの女性の思いが地元青森の生産者を動かし、農業の未来をリデザインすることにつながったこと。
さらに、その熱意に地元から離れた名古屋の老舗メーカーも押されたんだろうなあ、と想像できることも胸躍る理由なのです。

原材料のつくり手、青森県七戸町の農事組合法人あづまさんの生産者さん。
さまざまなご縁がつながってできた品なんですね。

新しい年に、こうした新しい試みを知りとても気持ちが引き締まりました。
りんご、あずき色、ねぎ色、むらさきいも色、くろまめ色。自然が放つその色彩を、ぜひ体感してみてください。

この記事のおさらい

mizuiro 株式会社
おやさいクレヨン vegetabo 2,160円(税込)
商品を購入する
廃棄予定の材料の再利用
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収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などが原材料のクレヨン。 2014年6月に一般社団法人ロハスクラブが主催する第9会ロハスデザイン対象モノ部門対象を受賞

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  • writer 大武美緒子
  • writer 大武美緒子
  • フリー編集者・ライター
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取材協力:mizuiro株式会社
(2015.01.06)

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