【買って使って発展途上国の就労支援】
バナナペーパーで作られた文房具や卒業用品が
ザンビアの子どもたちの夢を叶えます

製品・サービス情報information

商品名
クルルメモ ノート A4 中綴 他
価格
650円/3,000円(全て税抜)
買える場所
文房具店、ミヤザワ株式会社公式サイト

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

南の島に旅行に行くと、普段スーパーで買うような果物がその辺に普通に生っていたりして、気候が違うと植物の生育も全然違うもんだな、と当たり前のことに気づかされます。どうも、いづやん(@izuyan)です。

今回はそんな「よく知ってる果物」に関連したモノのお話です。

僕たちの身近にあって切り離せない素材の「紙」。周りを見回せばあらゆるものに使われていますよね。でも紙を作るのには大量の「木」が必要なことは、ご存知のことかと思います。

今はちょっとしたメモでもパソコンやスマートフォンでとるような時代ではありますが、だからこそ、たまに買おうと思うメモやノートに、何か社会の役に立つものを織り交ぜたい、と思っていました。

そんな時に目に留まったのが「バナナペーパー」という紙を使った文房具でした。

バナナペーパーって、なに?

「バナナ」って、あのよくスーパーで売ってるバナナ? そう、「バナナペーパー」とは、その名の通り「バナナ」の「茎」からできる紙のことです。バナナの茎は、通常の樹木の「10~30倍以上」のスピードで成長します。

つまり成長が早いので、紙を作るために他の木を切らなくてもよく、木を切らなくてもよいということは、森を守ることにも繋がります。森が守られればそこに棲む生き物の多様性も保たれます。さらには水不足や砂漠化も防げる。いいことづくめです。

これがバナナの茎から取った繊維です。これを加工して紙にします。

このバナナペーパーはアフリカ南部の国・ザンビアの村で生まれています。世界が目指す持続可能な発展とフェアトレードの基準に沿ったもので、名前をOne Planet Paper®といいます。バナナの茎から繊維を取り出し、日本の越前和紙の技術を融合させて、暖かみのある紙が生み出されました。目指しているのは「フェアトレード紙」。今まで廃棄されていたバナナの茎から繊維を取り出す仕事で、貧困にあえいでいたザンビアの村に雇用が生まれました。児童労働の禁止や子どもの就学も推進しています。

「NPO法人ワンプラネット・カフェ・ザンビア」

ザンビアのエンフエ村を活動拠点に貧困問題の解決と生物多様性の保全をめざして活動する団体。日本を本拠地とするワンプラネット・カフェ・グループの一員。ワンプラネットとは、人や生きものが共に活き活きと暮らす「一つの地球」。地球1.5個分の資源を使っていると言われる現代のライフスタイルから「地球1個分へ」との想いを込める。
エンフエ村周辺はアフリカで最も豊かな生物多様性を誇る「ホットスポット」といわれる一方で、深刻な貧困問題を抱える。バナナペーパープロジェクトにより「フェアトレード」と「持続可能な開発」という原則を守り、その上で雇用を創出して貧困と環境問題の両方を解決すべく活動を続けている。

バナナペーパーの詳しい説明: http://www.oneplanetcafe.com/paper

活動団体のサイトを見る

バナナペーパーの収入で、子どもたちの学費を払うことができるようになったり、マラリア対策にかかせない蚊帳を購入することもできるようになったそうです。売上の一部をザンビアの村に還元し、教育を受けたことがない大人向けの教室も開いています。

そう、バナナペーパーを使った製品を買って利用することが、遠く離れたザンビアの人たちやアフリカの自然を守ることに繋がるのです。これを知って僕もこのバナナペーパー製品を何か手に入れたいと思いました。

この記事のおさらい

ミヤザワ株式会社
バナナペーパーシリーズ
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生産国支援
ワンプラネット・カフェ・ザンビア
バナナペーパープロジェクトにより「フェアトレード」と「持続可能な開発」という原則を守り、その上で雇用を創出して貧困と環境問題の両方を解決すべく活動を続けている

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