浅草という空気感
もしかしたら、ここが浅草だからこういう作品になったのかとも思います。下町の雰囲気と、スカイツリーの新しさと、穏やかなようで賑やかな混沌さと。「なぜこの絵・・・!?」と突っ込んでみたり、何を表現したかったのかを想像したり。作品を独り占めしながらアーティストや自分に問いかける・・・そんな非日常の時間を過ごすことで、新しい発見に出会える気がします。
実は、この「MEET THE ART ROOM」プランで宿泊すると、料金の10%が子供地球基金”KIDS EARTH FUND”に寄付されます。
アートを用いて子どもの心のケアを目的に活動している団体で、国内では小児病棟や児童養護施設、海外では戦争地域、貧困地域などで画材提供やワークショップを行っています。
「子供地球基金」
子供地球基金は、戦争や災害などで心に傷を負った子どもたちが、絵を描くワークショップを通じて、自分の心と向き合い、癒し、希望を見出せるような活動を続けている。世界11か所に戦争孤児やストリートチルドレンなどの為の施設を設置。震災4か月後に宮城県亘理町にキッズアースホーム東北を立ち上げ、100回以上のワークショップを開催。世界中から寄せられる子どもたちの絵は、各国で高い評価を受け、著名美術館などで絵画展開催。その絵を活用したカレンダーやカード、絵本などが販売され、収益金を世界中の子どもたちに還元している。
この宿泊プランで集められた寄付金をアゴーラ・プレイス浅草から“KIDS EARTH FUND”へ寄付をする際、どの地域に寄付金を送りたいかを選択できるそうです。ここにも暖かいコミュニケーションを感じます。
アートを通じてアーティストや子どもたち、そしてちょっと新しい自分との出会う「MEET THE ART ROOM」。ホテルのコンセプトが「Style My Stay 〜私が彩る私の滞在スタイル〜」とあるように、自分の滞在を自分でデザインして楽しむというスタイルが面白いです。
ちなみに「MEET THE ART ROOM」プランの部屋は全てダブルベッドで、2名まで宿泊可能です(1名か2名かによって料金が異なります)。特筆すべきはデュベスタイルのフカフカのベッド。しかも、W140×L197のドリームベッド社製で、観光で疲れて部屋に戻っても、心地よい眠りへと誘ってくれます。
そして外国人観光客に人気の浅草だけあって、日本らしいお土産を取り揃えている他、ムスリムへの対応も取り組んでいるので、海外からの友人を案内したり、おすすめホテルとして紹介するのも良いのでは。「MEET THE ART ROOM」をきっかけにしたコミュニケーションで、一味違った思い出深い旅になりそうです。
この記事のおさらい
- アゴーラプレイス浅草
- 「MEET THE ART ROOM」プラン
- 商品を購入する
- 宿泊費から10%寄付
- 子供地球基金
- アートを用いた子どもの心のケアを支援
いいね!と思ったら買って応援しよう!
この記事をシェア
- writer Someko
- フリーライター・編集者
- more
取材協力:アゴーラ・プレイス浅草
(2015.10.07)