みなさん、こんにちは。
私の住んでいる札幌は、10月25日に初雪を観測。すっかり冬モードです。その10月といえば、別名「神無月(かんなづき)」です。日本全国の神様が、ある場所に集まるためにいなくなってしまう時期です。
その神様が集まる場所、島根県出雲市。この場所だけは、10月を「神在月(かみありづき)」と呼びます。10月の出雲には八百万神(やおよろずのかみ)が集まり、多くの神社を訪問するといわれていますが、最後に立ち寄る神社が「万九千(まんくせん)神社」。斐伊川のほとりにある、奈良時代からの歴史を持つ古社です。
提供:一般社団法人 出雲観光協会
「神社」に「エール」を贈るドリンク
やはり1300年以上も前から多くの方々、そして神様が訪問している神社ですので、改修費用もかかってきてしまいます。そこで立ち上がったのが、地元・出雲市に本社を置く出雲生姜屋。その名の通り、出雲で採れた生姜を使った商品を生み出している会社で、社長の南浩二さんは公務員から新規就農に挑戦、有機生姜の栽培に取り組んでいる方です。
その南さんと万九千神社の錦田剛志宮司とは旧知の中で、2014年の136年ぶりの社殿の全面改装ことを記念し、神社の改修費用として売り上げの一部を寄付しようと開発された商品が「じんじゃエール」。
「神社にエールを」と「ジンジャーエール」が組み合わさった、洒落の効いたネーミングとなっています。
粒は小さいが体を温める効果が抜群の出雲生姜
もともと出雲地方では生姜の栽培が盛んで、粒としては小さめです。そして、身体を温める辛み成分が多く、香りが良くシャキシャキとした食感が特徴です。特に南さんが栽培している生姜は有機栽培ですので、化学肥料・農薬を一切使用していません。これは、「体に優しい飲み物」としても嬉しいポイントです。
実は、日本の生姜は99.7%が慣行栽培と呼ばれる化学肥料・農薬を使用した方法で生産されています。その貴重な0.3%の有機生姜を使用したジンジャーエールですから、日頃からジンジャーエール愛飲家の私としては胸の高まりを抑えきれません。
飲みやすい微炭酸…抑え気味の辛さもクセになる
というわけで無類の炭酸好きの私、「じんじゃエール」の到着次第早速飲んでみました!いわゆる普通のジンジャーエールと比較すると、辛みは抑え気味でかつ飲みやすい!炭酸の効き具合も丁度よく、ゴクゴク飲めてしまう微炭酸飲料となっています。
同封されていた美味しい飲み方に関する参考資料によると、ウィスキーとのコラボレーションによるハイボールにも向いているとか…原稿を書かなくてはいけないので、この時間には避けましたが、今晩はこの飲み方も試してみようと思います。ただひとつ、この爽やかな飲み口はついつい飲みすぎそうなことが心配です(笑)。
ロゴも可愛らしく、贈り物としても喜ばれそうな商品です。日本を古くから守ってくれている神様への感謝の意味を込めて、「じんじゃ」に「エール」を贈ってみるのも乙なものですよ。
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- writer 橋場 了吾
- ライター
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写真出典元:一般社団法人 出雲観光協会
(2015.11.10)