こんにちは、大学時代は京都の家庭教師事務所でアルバイトをしていた橋場です。
11月下旬から12月上旬といいますと、京都は紅葉真っ盛りでした。
かたや札幌は先日62年ぶりの大雪に見舞われ、あまりの違いにびっくりする季節です。この季節になると、京都はもちろん、滋賀のご家庭まで伺っていたことを思い出します。
このように、日本はとても広いです。
その日本の最大の湖といえば琵琶湖。この琵琶湖の環境を支えているのが、ヨシ(別名・アシ)。
ヨシは夏場に成長し二酸化炭素を吸収し、群落は魚の産卵場所にもなるなど、琵琶湖の水環境・生態系保全のために必要不可欠な植物で、このヨシを「刈る→作る→使う」というサイクルで活用しているのが、コクヨグループのコクヨ工業滋賀(本社・滋賀県)です。このプロジェクトは「REEDEN(リエデン)」プロジェクトと命名され、さまざまな文房具を発売しています。
え?この形はどう使えばいいんだ?
その「REEDEN」シリーズの代表作ともいえるのが「びわこふせん」という名のふせん。これを見ると一気に和むはず…なんと、琵琶湖の形をしているのです!
それだけではありません、琵琶湖に生息するカイツブリ(全長25cmほどの海鳥)の足、ナマズの尾の形の付箋もあります。
「これ、どう使えばええねん!?」とツッコミが入りまくりそうな形なのですが、コクヨ広報部によりますと、次のような制作過程を辿ってこの形に行きついたそうです。
『実はこの「びわこふせん」が発売される前に、琵琶湖の形をした「びわこクリップ」と、琵琶湖に生息する生物がデザインされた「びわこマスキングテープ」が発売をスタートしていました。そのシリーズの新製品として「ヨシ紙を使った琵琶湖の形をしたふせんを作りたい」といアイディアが出たのですが、それだけでは「面白くない」と開発グループも頭を悩ませまして…。ありがたいことに、先行発売していた2製品が注目され始めていた時期だったからこそ「コクヨは次は何をしてくるんやろ?」と期待してもらえるような商品作りを心掛け、手製で試作品を作りながら上手にはがせる糊の塗布位置・範囲や、曲線・切り込みの深さなどを試行錯誤して完成させました』
筆者とコクヨ社員がおすすめする使用法
実際、手にしてみると、使い方が想像つかないかもしれません。そこで、私とコクヨの社員さんおすすめの使用法を公開します。(もちろん、普通のふせんと同じようにも使用できますよ。)
ライター・橋場了吾のおすすめの使い方
名刺の山から足を生やす(名刺の分類が楽しくなる!)
「REEDEN」シリーズの方眼ノート「琵琶湖と川の魚」と一緒に使うと尻尾が目次に!