福島から始まる未来づくり
震災後の福島は、原発で汚染されてしまった“FUKUSHIMA”のイメージが広がってしまっている現状があります。
原発事故がなければ、この革新的な取り組みはもっと上手く進んだのかもしれないけれど、事故があった現実を受け入れたことで、次に進むための一歩として生み出されたともいえます。国産の遺伝子組み換えでない菜種油やオーガニックコットンを生産することは、何が本当に大切なことなのかを、改めて真剣に問い直した人たちによる新しい未来へのスタートなのです。
LUSHジャパンは、震災後の混乱で既存顧客を失ってしまい、売上が回復しきれていない東北の事業者との取引を震災前の6事業者から18事業者に増やしています(2016年2月現在)。
「より顔の見える取引先を探す」というLUSHの理念に加え、被災地を見守り続けてきたことが、南相馬農地再生協議会や、いわきおてんとSUN企業組合との出会いにつながりました。
支援でも寄付でもなく、LUSHとビジネスとしての取引が成立することは、震災から5年経った被災地に何よりも必要なことだといえます。“つながるオモイ”や“ナノハナ・コットンフラワーKNOT WRAP”には、それ自体の使い心地の良さだけでなく、福島に暮らす人々が前に進むためのオモイがぎゅぎゅっと詰まっています。
現在、LUSH各店舗では、SNSにハッシュタグ「#つながるオモイ」もしくは「#ForFukushima」をつけて投稿するキャンペーンを実施中
くわしくはこちら(https://www.lushjapan.com/article/connecting-hearts-sns)
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- writer Someko
- フリーライター・編集者
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(2016.03.11)