チキンラーメン誕生のきっかけは、戦後の食糧不足だった
チキンラーメンの生みの親は、日清食品の創業者である安藤百福(あんどう・ももふく)さんです。
戦後まもない食糧不足の時代に、百福さんは飢えに苦しむ人を見て食の大切さを痛感し、すべての仕事をなげうって「食」に転向する決意を固めたそうです。
それから10年ほどして不運にも無一文になってしまった安藤さん。戦後の窮乏時代に手に入れた「家庭でお湯があればすぐ食べられるラーメン」というアイデアを実現しようと自宅の裏庭の小屋で研究を続けて、ついに誕生したのがチキンラーメンなんです。
飢餓のない世界を目指して
そんなチキンラーメンは、レッドカップキャンペーンに参加しています。
レッドカップキャンペーン参加期間中は「チキンラーメン」1食につき0.2円、「チキンラーメンどんぶり」1食につき0.34円が国連WFP『学校給食プログラム』に寄付されています。
1食につき0.2円…と聞くと、安い…と感じるかもしれませんが…なんと2012年から毎年、年間約3000万円以上の寄付に。これってすごいですよね!
『学校給食プログラム』では、1食30円で途上国の子どもに給食を届けることができるので、日清食品はこれまで400万人以上の子どもたちに給食を届けているそうです。
「国連WFPレッドカップキャンペーン」
レッドカップキャンペーンは、飢餓のない世界を目指して活動する国連WFPが行っている学校給食支援のための取り組み。途上国の子どもたちが飢えることなく健全に成長できるように、キャンペーンを通じて学校給食を提供している。
多くの企業がキャンペーンに協賛し、商品売上の一部、企業利益の一部を寄付している。
チキンラーメンは、味だけではなく、コンセプトも優しいラーメンだった…( ;∀;)
変わらない優しい味に、自己流のアレンジを
チキンラーメンの公式サイトでもCMで紹介されたレシピが載っており、「365日チキンラーメンの本」というレシピ本も発売されています。
また、ネット上でも、たくさんの人がレシピを紹介しているので、みなさんもいろんなレシピを試してみてはいかがでしょうか。
中には、チキンラーメンを米とともに炊飯器にいれてしまうレシピなんかもあり、面白いです。
みなさんでチキラーアレンジ会を開いても楽しいかと思います!
いろんなアレンジでたくさんチキンラーメンを食べると、楽しいし、より多くの子ども達に給食を届けられるので、いいこと尽くしですね!
この記事のおさらい
- 日清食品
- チキンラーメン、チキンラーメンどんぶり
- 商品を購入する
- 「チキンラーメン」1食につき0.2円、「チキンラーメンどんぶり」1食につき0.34円
- 国連 WFP
- レッドカップキャンペーンとしてWFPの学校給食支援に協力
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- writer バイコット編集部
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