「きょうのランチはおにぎりやパンじゃなく、ちゃんとごはんが食べたい!」
そんなときは青と白のロゴでおなじみの定食屋「大戸屋ごはん処」に行っちゃいます♪
こちらのお店では毎年復興支援メニューを提供しているのはご存知でしょうか?
炭水化物好きのバイコット編集部。
実はこのメニューを2年続けて追いかけているんです。もちろん今年もチェックしに行っちゃいました!(^^)!
飲み干さずにいられない!いろんなうまみがほとばしるさっぱり鍋定食
2012年から毎年、東北にゆかりのある素材を使って提供されている大戸屋の復興支援メニュー。
今年は昨年同様2品がラインナップ。
まずは、2月下旬(予定)までの第一弾「桃浦かきの出汁(だし)鍋定食」(1148円税込)からいただきました!
プリっとしたかきとたっぷりのお野菜、お店で手作りされる豆腐が出汁で煮込まれたさっぱりシンプルなヘルシーお鍋。
クレソンとトマトのアクセントが鮮やかですね。豆板醤入りのピり辛のおろしぽん酢でいただきます。
箸でつかんだときのしっかりした弾力に驚くのがかき!
噛んだ途端においしい出汁とかきのうまみがジュワジュワ~ 数は全部で4つ。シアワセが4度訪れます(*´▽`*)
もちろん今年も全国有数のかきの産地、宮城県石巻湾の「桃浦(もものうら)かき」が使われています。
数ある産地の中から選ばれた理由のひとつが、おいしさはもちろんですが、その「供給力」も決め手に。
国内だけで約350店舗のものチェーン展開をしている大戸屋。一定期間とはいえ、品質の高いかきを大量出荷できるというのはすごいこと。こんなところからも復興の度合いがうかがわれますよね。
メインはもちろん「かき」なんですがーー、この鍋をおいしくしてくれる具材は、この真っ赤な「フレッシュトマト」なんです。
ふたを開けて、トマトからすぐに食べるなんてもったいない!
このトマトが最高の調味料になるんです。数分放置してトマトのうまみ成分グルタミン酸が鍋にしみだすまでしばしお待ちください。
最後の〆には、かき・野菜・鰹節・こんぶ・トマトのうまみたっぷりの出汁とごはんを合わせてリゾット風に。これももちろん絶品ですよ!
厨房潜入!大戸屋自慢の鰹節削り器を間近で見たっ!
メニューのネーミングにも入っているとおり、「出汁力」がハンパないこのお鍋。
お出汁について改めて伺うと、お店で削った鰹節を使って出汁をひいているとのこと。
なんとーーーお店でっ!! すみません、その現場を見せてもらえませんか?
そして、今回……特別に厨房へお邪魔させていただきましたーーー!
……こちらが大戸屋全店にあるオリジナル鰹節削り器です!!!
このマシンで高級料亭と同じくらいの品質! という鹿児島県枕崎産の鰹本枯節(かつおほんがれぶし)が削られて…
薄さは1ミリくらいでふわふわ。
およそ300年前から昔ながらの製法で時間をかけて作られている鰹節だそう。
こちらに昆布を加えて、お店で出汁を取っているということです。しょ、食してみたい。
心の声が聞こえてしまったのか、またまたご厚意で削りたての鰹節をその場でいただけることに。
鼻息で飛ばさないように気をつけながら一枚口に含んだら、薫りがほわっ。芳醇なうまみが舌の上にふわっ。まさにうまみのかたまりです。
実は大戸屋のいろんなメニューに使われているこの「削りたて鰹本枯節」、トッピングとして51円(税込)で提供もされていましたよっ! ぜひ、定食の供にどうぞ。
ザ・大人の味!チェダーチーズと仙台味噌で濃厚ダブルパンチのハンバーグのデミシチュー定食
二品目の復興支援メニューは、一品目のさっぱり味から一転して「濃厚」フレーバー。
3月下旬(予定)まで味わえる「チェダーチーズがとろける 手ごねハンバーグのデミシチュー定食」(税込1,198円)です。
店頭にもどどーんと巨大ポスターが。
東北ゆかりの素材は「仙台味噌」。
デミシチューの隠し味として使われ、鮮やかなイエローが目を引くチーズはコクのつよいチェダー。ハンバーグは一個一個手ごね。これがかなり手間ひまがかかるそうですよ。
たっぷりソースをつけていただいてみました。
甘めの味噌とちょっとクセのあるチーズ。異なった発酵食品独特の濃厚さがガツンと来ます。
どちらも主張が強いので途中で飽きてしまうかな……と思いきや、ごはんが止まりません。これはワインのおつまみとしてもいけますね~(*ノωノ)
この記事のおさらい

- 株式会社大戸屋
- 復興支援メニュー

- 1食あたり20円を寄付

- 認定NPO法人カタリバ
- 復興支援メニュー1食につき20円をカタリバ運営「コラボ・スクール」に寄付