職人歴30年以上!
日本料理職人の人生を変えた、障がい者の労働事情
この商品を開発したのは、浪速割烹「㐂川」で料理長を務めたのち「和洋遊食あづま」を営んでいた料理人の川上登さん。数々のテレビや雑誌に取り上げるなど注目される料理人でした。
あるとき、大学の福祉教授のお客さまとの出会いから、障がい者の時給の低さを知ったと言います。
障がい者施設で働く障がい者の賃金(工賃)の平均は、※時給146円、月給11,190円。とても1人で生活していける金額ではありません。
"障がい者が魅力ある商品をつくり、お客様に買っていただく"という仕組みを創ることで、障がい者が自立して生きていけるようにしたい。そんな「社会の底上げ」をしたいという想いで、川上さんはお店を閉店し、障がい者作業所に就職することにしたんだそうです。
※平成27年度大阪府調査より
※利用する就労支援サービスにより、「賃金」「工賃」に分かれます。 詳しくは、www.pref.osaka.lg.jp/をご覧ください。
社会の底上げを行う「障がい者の自立支援プロジェクト」が始動
そして川上さんは、「障がい者の自立支援プロジェクト」を立ち上げました。第1弾として商品化に選んだのは「和洋遊食あづま」で好評だった"ぽんず"でした。
原材料の選定や味の開発を川上さんが担当し、作業所が調合・瓶詰め、ラベル貼り・箱詰めを行うことで障がい者に適正な賃金が支払われるという仕組みです。
川上さんいわく、「いまはまだ、私も含め少人数のチームで製造していますが、いずれは作業所のみんなで『ぽんず 職人の技』づくりが出来れば最高です」とのことでした。
本当に喜んでもらえるものだからこそ、皆が幸せになれる。
私たち消費者が「ぽんず 職人の技」を購入することで、適正な賃金の仕事を増やすことができるのはもちろん、障がい者自身も、喜ばれる商品を提供することで、社会に貢献をすることができる。魅力ある商品を通じて、そんな循環が生まれることを目指しているそうです。
「ぽんず 職人の技」なら、“こだわりの逸品”という佇まいも十分にあるので、贈り物にも喜ばれると思いますよ。
スーパーじゃ味わえない、旨味たっぷりなぽんずです。
美味しすぎて使い切るのがもったいないなぁ~。
みなさんもこの夏、旨味しっかりの「ぽんず 職人の技」を味わってみてはいかがでしょうか? しっかり食べて夏を元気に乗り切りましょう!