わが家でも常に常備しているポン酢。醤油、胡麻ドレッシングなどと並んでレギュラーポジションを獲得しています。ゆずやすだちなどの柑橘の酸っぱさによって、料理がさっぱりと食べられるところがいいですよね。
ところで、カラマンシーという果物の存在をご存知でしょうか?私は今回初めて知りました。フィリピンで人気のある食材のようですが、“奇跡の果実”と呼ばれるほど栄養が詰まっているとのこと。そのカラマンシーが使われたポン酢があるそうで、なんだかすごそうな印象に期待が膨らみます。
“神様の贈り物”、カラマンシーポン酢が到着
早速届いた包みを開けてみると、茶色の箱が出てきました。
箱には可愛いシールが貼られています。動物のほうはカラマンシーポン酢の規格開発・販売を担う和歌山の まち会社DREAM HASHIMOTO株式会社 のキャラクター。はりねずみのキャラクターは「ハリネズヘイ」という“世渡り上手の知略化”らしいです。可愛いと思ったのに何気に油断ならない(?)キャラでした。
もう一つの太陽のようなデザインはフィリピンなどで活動するNPO法人ORIENT SMAILEのロゴ。
蓋を開けてみると、カラマンシー果汁と調合用の醤油的なもの、ビンの3本セットが入っています。そして内側にはカラマンシーポン酢の概要が描かれていて、ビンも箱全体もシンプルながら良いデザイン。
果汁と果汁を割る液体が別になっているので、好きな割合で調合できます。遊び心があって、わくわく感が高まります。
左から[01]カラマンシー果汁、[02]sio(しょうゆ、砂糖、塩、みりん、かつおエキス、昆布エキス、ビタミンB1)、[03]調合ビン、
[01]カラマンシー果汁、[04]しょうゆ(しょうゆ、砂糖、みりん、かつおエキス、昆布エキス、ビタミンB1)、[05]調合ビン。
早速カラマンシー果汁を開封してみると、オレンジとレモンを合わせたような酸味の効いた香りが漂います。日本の食材の中ではシークワァーサーの味に近いとか。[02]sioと[04]しょうゆも開封してみると、こちらはとても芳醇な香り。見た目の色は[02]sioのほうが薄いのですが「ご飯に合いそう」と確信できる、食欲を刺激する感じです。
味わってみると、やはり[02]sioのほうがしょっぱい!塩の入っていない[04]しょうゆは、濃口しょうゆに近いイメージ。
これらは まち会社DREAM HASHIMOTのメンバーでもある、1924年創業の老舗醤油醸造店「稲竹商店」で造られています。和歌山県は日本における醤油発祥の地といわれているほど、伝統的に醤油製造が盛んに行われてきた地域でもあるのです。