いぐさを口にしてほしい、そんな想いから畳味に。
食べれるお箸というだけでビックリな商品ですが、さらに畳味。 こんな変な商品はなぜ開発されたのでしょう?
国内いぐさ農家の減少を止めたい
熊本県は畳の原料となるいぐさの産地で、国内シェア96%を誇っているとのことです。
しかし畳の需要は減り続け、1970年台には1万戸程だった熊本県のいぐさ農家もの残り500戸程となってしまいました。
そこで熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会は、少しでも「畳」を思い出し、口にしてもらうためのプロモーション活動の一環として、「食べられるお箸(畳味)」を企画したとのことです。
話題にしたい!→口にして欲しい!→畳を食べてもらおう!
という斬新な発想で各メディアやSNSなどで話題になりました!
もちろん材料に使用されているいぐさは100%熊本県産とのこと。
伝統について考えるきっかけに
ただ、いぐさの粉末を販売してもここまで話題になることはなかったのではないでしょうか。
誰もが驚くアイディアで広い層に日本の伝統を感じてもらえたのですから、これはすごい商品です。
私も「食べられるお箸(畳味)」に出会わなければ、いぐさ農家の減少について知らないままでいたと思います。
ゴミ箱が見当たらなくてしばしばお持ち帰りが発生してしまう花火大会などで、屋台のお箸が全部食べれるようになったらめちゃくちゃ便利だな~と思いました。来年の夏までに普及して欲しいです!
5膳セット2,084円(税込)で販売されているので、畳味が気になる方は是非チャレンジしてみてください。
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- writer バイコット編集部
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食べられるお箸(畳味)ショップ
(2017.08.29)