もうひとつの大切な物語
さて、物語はこれだけではありません。
実は、「サンタクロースからの手紙」の売上の一部は、経済的に厳しい状況にある子どもたちへの寄付になります。
様々な事情を抱えて、サンタクロースが来ない家庭もあるということ。
NPO法人チャリティーサンタ代表の清輔夏輝さんは、そんな子どもたちの家にもサンタさんが来てほしい、と思い、3年前からこの「サンタクロースからの手紙」の販売を始めました。
昨年はチャリティーで集まった寄付によって、熊本地震で被災し、経済的に厳しい状況にある子どもたち約1,100人に宛てて、「サンタクロースからの手紙」が送られました。
自分の子どもが笑顔になることで、別の場所でもう一人の子どもが笑顔になれる、
そう考えたら、クリスマスがもっとハッピーになりますよね。
そしていつか大きくなって、サンタクロースが来なくなった日に、「サンタクロースからの手紙」のもうひとつの物語のことを教えてあげてほしい、と清輔さんは語ります。
きっと思い出がより一層奥深いものに感じられるはず。
忘れられないクリスマスの思い出を
私のところにはもちろん、もうサンタクロースは来ないけど、
来てくれていた頃のことを思うと、家族の愛情を改めて実感して、涙が出そうになります。
普段は現実主義者で倹約家なのに、クリスマスには最大限夢を見させてくれたなあ。
大人になってから、ネガティブになってしまう時でも未来を信じられるのは、
子どものころに目に見えないものを信じる力を育ててもらったからのような気がします。
お子さんのもとにサンタクロースが来てくれる特別な時期を、最高にハッピーな思い出にしませんか?
そして、もっとたくさんの子供たちにその思い出を広げていきませんか?
最後に、サンタクロースに関する有名な一文を。
そうです、バージニア、サンタクロースはいるのです。 愛や思いやりや献身が、確実に存在するように。
(1897年、ニューヨーク・サン新聞「社説」)
この記事のおさらい
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- 経済的に厳しい状況にある子どもたちにサンタクロースからの手紙が届く
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- writer しましま
- 休日は絵描きのウェブデザイナー
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取材協力:NPO法人チャリティーサンタ
(2017.11.29)