「猫付きマンション」に入居するには?
「猫付きマンション」に入居し保護猫を預かるには、2つの手続きをします。
①Webサイト「しっぽ不動産」で「猫付きマンション」を探し、各不動産屋さんにて入居手続きをする
②保護猫預かりの面接審査を受けてクリアする
保護猫預かりの面接では、完全室内飼いができるか、充分な食事と医療を提供できるか、など、猫を預かる人としての適性を審査されます。 初心者や単身者でも、猫を預かる資格のある人なら歓迎だそうですよ~。
2つの手続きをクリアしたら、いざ、保護猫ちゃんたちの元へ! たくさんの猫ちゃんたちの中から運命の相手を探します!! 相性のいい子が見つかったら、「東京キャットガーディアン」と契約を交わした後、家族として迎えます☆
入居者さんに話を聞いてみました!!
都内の「猫付きマンション」にお住いのMさんにお話を伺いました。
子どものころから猫好きのMさんは、この「猫付きマンション」のシステムなら、里親の見つかりにくい猫でも預かりやすいと思い、利用することにしたそう。
現在預かっているのは、青い瞳が綺麗なメスのルナちゃん。
「東京キャットガーディアンに行ったときに私の膝の上に乗って降りなかったので、この子にしました。
家に迎えてから最初の3日間は隠れて出てこなくて、4日目に出てきてからはべったりで、今では家庭内ストーカーです(笑)。
次に引越すときには、もちろん譲渡してもらうつもりです!」
猫のいる生活って、やっぱり楽しそう♪♪
Mさんは他にもご自身で保護した猫も含め、合計4匹と暮らしているそうです。一人暮らしと言っても、とっても賑やかそうですね(*^^*)
待ったなしの命たち
ルナちゃんのように、やさしい飼い主さんが見つかるケースも徐々に増えつつありますが、引取り先が見つからずに殺処分されてしまう猫たちもたくさんいることをご存知ですか?
昨年度の猫の殺処分数は1年間で約4万6千頭。「東京キャットガーディアン」など民間の保護猫団体の努力でずいぶん減ってきてはいるものの、まだまだたくさんの命が救われていないのが現状です。
NPO 法人東京キャットガーディアン 代表の山本葉子さんは語ります。
「うちに保護されてくる猫たちはみんな、待ったなしで殺処分の危機にある子たちばかりなんです。
その中でも、仔猫に比べて里親が見つかりにくい大人の猫たちにも居場所をと思い、猫付きマンションで“預かる”という、猫と暮らし始めやすいシステムを考えました。」
ペットショップで人気の血統書付きを高額で買う前に、同じ猫を飼うなら、窮地から保護されてきた猫ちゃんたちから、相性のいい子を探せることを、もっとたくさんの人に知ってほしいですね。
人にも猫にもうれしいシステムですね!
もうすぐ引っ越しシーズン。
転居予定のある猫好きさんで、今まで飼うのを思いとどまってきた人は、「猫付きマンション」で預かりボランティアをするという選択肢がありますよ~
「猫付きマンション」の物件を賃貸契約すると、手数料の一部が東京キャットガーディアンへの寄付にもなります!
この記事のおさらい
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- 入居する
- NPO法人 東京キャットガーディアン
- 預かりボランティアになって保護猫を預かる
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- writer しましま
- 休日は絵描きのウェブデザイナー
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取材協力:(2018.02.21)