お箸を通して社会にできること。
そんなお箸専門店「にほんぼう」では、購入することで社会貢献ができるお箸「はしながおじさん」を販売しています。
こちらが「はしながおじさん」。大人用2サイズと子ども用3サイズ(各2色)があります。
大人用には「螺鈿(らでん)」の飾りがあしらわれ、子ども用には「研ぎ出し」で模様が施されていて、どちらも上質なもの!100均のプラスチック製とはモノが違います。
この「はしながおじさん」対象商品を1膳購入につき1膳が、児童養護施設の子どもたちにプレゼントされるという仕組みになっているんです!
全国には児童養護施設が約600カ所あり、約3万人の子どもたちが暮らしています。
昨年から始まった「はしながおじさん」プロジェクトで、そのうちの90カ所、4,571人の子どもたちにお箸がプレゼントされました!
写真は子ども達にプレゼントするお箸の一例です。子ども達の年齢・性別を考えてプレゼントしているそうです。新しいお箸で、いつもの食事が美味しく感じたり、自分たちに優しい眼差しを向ける大人がいることに気づき、少しあたたかい気持ちになってもらえれば、という思いもあるそうです。
「はしながおじさん」は販売数が伸び、プレゼントできるお箸はどんどん集まっているそうなのですが、まだ活動開始から1年のため取組みを知らない方も多く、時にはお箸のプレゼントを断られることもあるんだとか。このプロジェクトへの理解がもっと深まるよう、たくさんの人に伝えていきたいですね!
お箸で社会の“はしわたし”を。
「はしながおじさん」は、お箸によって社会の“はしわたし”をしたいという思いから、お箸を通じてつながりのある3つの会社が共同開発しました。
児童養護施設の子どもたちにお箸を届けることだけが目的ではなく、「はしながおじさん」を購入した人が、施設で暮らす子どもたちの現状を知り、行動するきっかけになれば、とプロジェクトリーダーの上村さんは語ります。
私たち一人一人が、社会の一員として、困難な状況にある誰かのことを一緒に考えていけることが大切なんですね。
社会貢献つきの上質なお箸、ギフトにもピッタリですし、ぜひ、自分用にもいかがですか?
この記事のおさらい
- はしながおじさんプロジェクト
- はしながおじさん対象商品
- 商品を購入する
- お箸をもう1膳
- 全国の児童養護施設
- 児童養護施設で暮らす子どもたちに新しいお箸をプレゼント
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- writer しましま
- 休日は絵描きのウェブデザイナー
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取材協力:はしながおじさんプロジェクト
(2018.02.20)