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新鮮なカツオが!サバが!アンコウまで!
築地で売れ残ったワケありの魚がおいしくお得に食べられる「魚治」に行ってきた!

製品・サービス情報information

商品名
価格
買える場所

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

こんにちは。ごはん…とくに鮮魚と聞くと黙っていられないタイプのしげです。
今回は丸の内にある「魚治」というお店にお邪魔しております。

魚治さんは、東京駅と有楽町駅からほど近い、新東京ビルの地下1階にあります。

店内は明るくて広めの、いたって普通の居酒屋…に見えますが、このお店をバイコットで紹介するからにはそれなりのワケがあります!(`・ω・´)

「築地もったいないプロジェクト 魚治」!

店内を見渡すと、あちらこちらに「もったいない」の文字が。それもそのはず、魚治さんは、築地市場で売れ残った魚を、おいしくリーズナブルに食べさせてくれるお店なんです!

「売れ残った」ときくと、あまり良いイメージではありませんが、サイズが小さめ・ちょっとだけ傷がついてる…などなど、本当は「新鮮でおいしく食べられる」魚がたくさんあるんだそうです。

今回は、もったいない魚たちがお店に届いてから美味しい料理に変身するまでを、がっつり取材してきました!

13:30~築地からもったいない魚たちが到着っ!

ランチ営業も終わりかけた13時半ごろ、噂の「もったいない魚」がお店に到着しました!

チラ見させてもらうと…カツオやアンコウの文字が。こんなメジャーな魚たちも売れ残るんですね。残ったとはいえ、この魚たちは築地市場の大手仲卸店「山治」をはじめとした、目利きのプロが仕入れてきたものなので品質は間違いありません。

料理長の飯塚さんいわく、「なんの魚が来るか、箱を開けてみないとわからない」んだそうです。玉手箱やん…

こちらはカツオ。まるまるしていておいしそう…一体どこが「もったいない」んでしょうか?

飯塚さんに聞いたところ、この尾の部分にある小さな傷があるせいで、買い手がつかなかったんじゃないかということでした。
えっ…?こんな小さい傷で…?もったいない!

今度はマガレイ。これはサイズが小さめなものが多いせいだとか。もったいない!

塩水うにという、ミョウバン不使用うにも入荷していました。こちらは賞味期限が近いという理由。もったいない~

開封していると、見たことない魚が登場!飯塚さんにも分からないそうで、魚治の社長さんに確認したところ、佐世保からきたヨコスジフエダイと判明!
都内では知名度が低いため、買い手がつかなかったんじゃないかということです。
そんな理由もあるのか!もったいなーい!!

このカマスは、お腹部分を触ってみると内臓が傷んでいるとのこと。傷んでいるといっても、アミがあたって…などの理由なので、鮮度は抜群です!

こちらは都内ではあんまり食べられないトビウオ。あごだしとかね…おいしいですよね…なんと、サイズが不揃いだという理由で。
飯塚さん「百貨店とかはサイズやグラムの基準がとても厳しいので、1つ基準を満たしてないというだけでも箱ごと売れ残ったりします」
ひえー!も、もったいない!!!

クジラ。これは今日は需要がなく、買い手がなかったそうです。

イサキ。こちらもサイズの小ささ…!とにかくもったいないっ!

……って。もったいない!を言い過ぎて、もったいない!がゲシュタルト崩壊するかと思いました。

他にも時期外れで需要がないアンコウや、殻が割れたシロハマグリ、半身が余ったカンパチなど、この日入ってきた魚は全部で15種類。「食べ方がわからない」という理由で、売れ残る魚が多いことにも驚きです。

調理法が分からないときは、港に問い合わせて、美味しい食べ方を教えて貰うんだとか。教わった調理方法を、他の仕入れ業者さんに情報提供することによって、調理法がわからないという理由で廃棄される魚を減らすこともできるんだそうです。良い循環ですね。

14:00~メニュー決定&仕込み開始っ!

私がもったない…とウンウン唸ってる間に、飯塚さんはテキパキと届いた魚の下処理を始めていました。

もちろんプロの仕事だからですが、手際が良すぎて…

し か も !
なんと下処理をしながら、従業員のお姉さんに今日のメニューの指示を出している…!?
飯塚さん、箱をあけて魚を確認してる時点で、すでに調理法やメニューについて考えているらしいです。只者じゃないですね…

そうして出来上がったメニュー、見せてもらいました!今日は何が出るのかな…?

1枚目。右側にあるのが「本日のもったいない5か条」。
なにがもったいないのかもきちんと書いてあって、選びやすい!さっきたくさん入ってたヨコスジフエダイもしっかり入ってますね。

2枚目。揚げ物や逸品などこちらも気になるー!!

~17:30 オープンに向けて…

メニューや下ごしらえが終わり、いよいよ夜のオープンに向けて最終確認スタート!

カウンターには入荷した魚がずらり。どれも新鮮でおいしそうー!!

アミもフル稼働でじゃんじゃん焼かれています。いい香り…

予約席にはこんな素敵なお手紙が。こんなところまで手間がかかってる…

もったいない魚たち、実食!!!

さて、ここまではバイコットらしい裏側のお話でしたが、来たからにはもったいない魚、食べますとも!!!
ということで、今日の飯塚さんおすすめを5品ほど作ってもらいます^^わくわく

どーん!
5品でこのボリュームですよ。

それじゃいただきまーーーーーす!!!!

まずはこれ、「おまかせ刺身5点盛り」1580円。
つやつやの捌きたて!こちらもすべて今日入荷した「もったいない魚」ですよ!

まずはワラサ。言わずもがな、新鮮でぷりっぷりです。

これはキンメダイ。さっぱりしてて歯ごたえもばっちり。おいしすぎる…

こちらはメダイ。白身最高!!!
そしてアジと本マグロも…ワサビ醤油に新鮮なお刺身。箸が止まるはずもなく堪能いたします。

続いては、「クジラたたきユッケ」880円。
黄身を見た瞬間、使命感にかられてつぶしてましたね…こいつをこうやって…

こうじゃーーーーー
おいしくないわけないですよね。
クジラのたたきユッケは初体験ですが、もう完全にこれ肉。黄身のまろやかさとさっぱりしたお肉…控えめに言って最高です。

次は「魚めんち」290円!
これはお刺身の切れ端などもったいない部分と、野菜や調味料をまぜて揚げたもの。

衣揚げたてサックサク。中はふわっふわ。食べごたえ抜群です。

次は先ほどの…到着したときなんの魚かわからなかったヨコスジフエダイちゃんです。

ずっしり!!!!!
豪快にまるまる焼き物にしてもらいました!
「ヨコスジフエダイの焼き物」1680円。
身がしっかりつまってて、重量があってうまく持ち上げられてない図です(笑)

これがまたホクホクでふわふわでおいしかった…ボリューム満点。

そして最後はこれ!「豆腐飯」330円。
ドーンとのっかったこれは一体…?なんの豆腐…?

実はこれ、魚治さんの名物の「もったいない」から生まれた豆腐を乗せたご飯なんです。
もったいない魚を煮たうまみたーっぷりの煮汁に豆腐を漬け込んで作ってます。
店内にあるお鍋からもお魚のいい香りがふんわり漂ってました。

見た目は豪快ですが味はお魚のうまみがしっかり染み込んでいて、
やさしくクセになる味わい。
スプーンで少しずつ崩しながらいただく、シメにピッタリのメニューでした。

5品でもかなりお腹がいっぱいになって、もったいない魚を堪能し尽くした感…。
ごちそうさまでした。

「ウチに来たからには全部食べてもらえるように調理したい」

毎日どんな魚が来るかわからないのは大変じゃないですか?という質問に、
「もちろん大変です。だからみんなやりたがらない。だからこそ、そこにうちは手間をかけていきたいです。ちゃんとおいしい魚なのに、些細な理由で捨てられたり二束三文で売られたりする前に適切な価格で買い取って、その日のうちにちゃんと調理して食べてもらいたいんです。」
と語ってくださった飯塚さん。

そんなおいしい「もったいない魚」を求めて、平日でも予約がかなり入るんだそうです。
この日も開店と同時に予約のお客さんが続々と…!実際に食べてみて、人気なのも納得です。

「ウチに来たからには、なるべくゴミになるところを減らして、余すところなく食べてもらえるように調理します!」
うーん、かっこいいなあ…!

明日も、もったいないお魚が入荷するはず。
ぜひ、「築地もったいないプロジェクト 魚治」で新鮮なおいしい魚料理を堪能してみてはいかがでしょうか?

  • writer しげ
  • writer しげ
  • 食レポに憧れるウェブデザイナー
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取材・写真協力:株式会社MUGEN
(2018.08.02)

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