アグロフォレストリーとは
農業をしながら、森を再生すること
アサイーの原産地はブラジル。フルッタフルッタではアグロフォレストリー農業を行っているブラジルのトメアス農協のアサイーを直接輸入し、使用しています。
「アグロフォレストリー」
アグリカルチャー【農業】とフォレストリー【林業】を合成してできた言葉。
混農林業、森林農業ともいわれる。単一作物の栽培ですっかり荒廃したアマゾンの土地に、さまざまな果実、作物のなる多様な樹木を自然の森に近い状態で栽培することで森を再生する。まさに“森をつくる農業”。
アグロフォレストリーの父といわれる日本からの移住者の方が、先住民が行っているさまざまな樹木を混植する農法をヒントに始めたのがきっかけ。
アマゾン河の河口から南に約230kmのところに位置するトメアスでは、アグロフォレストリーによって、約7,000haの荒廃地が再生され、 年間45,000tものCO2を吸収しています。
トメアスのアグロフォレストリーではアサイーの他に、コショウ、ゴム、マホガニーなど多種多様な植物を混植し、5年、10年、20年という長い時間をかけて森を育てて行きます。
この農法を生み出したのは、実は日本からの移住者がきっかけなんです。かつて移住者が栽培したのはコショウでした。コショウは莫大な利益をもたらしましたが、根腐病が流行し生産量は激減。その後、カカオ栽培で復活を遂げましたが、単一栽培による畑の荒廃を避けることが必要でした。そこでアグロフォレストリーの父といわれる坂口さんという方が、先住民が行っているさまざまな樹木を混植する農法にヒントを得て始めたのがアグロフォレストリーなのです。
アグロフォレストリー商品の普及を促すために、アグロフォレストリー認証を受けた製品にポイントを付与し商品交換や寄附ができるアグロフォレストリーエコ・アクション・ポイントも環境省のモデル事業として推進しています。
フルッタフルッタのアサイーは渋谷ヒカリエなどにあるアサイーカフェやオンラインで購入することもできます。カフェではジュースはもちろんアサイーボウルもありますよ。
アサイーを飲むことは、あなたの健康だけでなく、アマゾンの健康にもつながっているんです。
まだトライしてない方は、是非試してみてはいかがですか。
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- writer 奥山 賢治
- フォトライター
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写真出典元:株式会社フルッタフルッタ
(2014.09.29)