寄付金以外に社員が参加する活動も
その中でも、寄付以外にも伊藤園の社員が自然環境や世界遺産を含む文化財の保全に参加している場所があります。その一例が前述の北海道と栃木なのですが、北海道遺産の積丹半島・島武意海岸(しまむいかいがん)の清掃活動や、栃木・奥日光湯ノ湖における、外来種の水草コカナダモの除去作業なども行っています。
この島武意海岸、私が住む北海道でも知る人ぞ知る絶景ポイントなのですが、海はもちろん海岸線が美しいことで有名な場所です。先日私も行ってきたばかりなのですが、このような活動が行われていることで環境が保全されているのだと、再認識しました。
東日本大震災をきっかけに始まった「絆プロジェクト」も
実は現在「お茶で日本を美しく。」対象地域になっていない東北6県と群馬・富山・石川・福井・岐阜・滋賀の計12県は、「絆プロジェクト」という別プロジェクトが動いています。これは、2011年に発生した東日本大震災後に被災地域への義援金・商品の提供などを行った伊藤園が、2012年から岩手・宮城・福島の被災した子どもたちの教育支援事業への寄付という継続的支援を実施することからスタートしたものです。
また、寄付金以外の被災地支援の活動として、仮設住宅に住んでいる方々を対象にした「お茶っこ会」(伊藤園の社員が講師を務める美味しいお茶のいれ方教室)をこの4年間で約160回実施、お茶を通した「絆」作りが行われています。
日本茶を飲んだ時の「ほっこり感」、これはお茶の作り手にも通ずるところがあるものなのかもしれませんね。ちなみに「お茶で日本を美しく。」キャンペーンは年内いっぱいの実施ですので、この年末はお茶を飲んで環境保全に貢献してみませんか?
この記事のおさらい
- 伊藤園
- 「お〜いお茶」ブランド 全商品対象
- 商品を購入する
- 売上の一部寄付
- 34都道府県
- 「環境保全・整備活動」と「自然豊かな環境作り」のために寄付される