猫部のミッションとは…
フェリシモ猫部では、基金つきの商品を販売しています。日本では、1年で約1.6万頭の犬と、約6.7万頭の猫がさつ処分されているという現実とともにフェリシモ猫部の社会的な取り組みについてのお話もありました。なかなかこういうチャンスってないですよね。
飼い主に捨てられたり、災害時に取り残されたり、地域で猫が過剰繁殖する問題を解決するべく、フェリシモでは犬猫の保護と里親探し活動、猫の過剰繁殖防止活動を支援する基金を設立。1匹でも多くの命が救われ、しあわせに暮らせるように支援をしています。
なんとプログラム開始からの基金額は、2億1394万3057円!! 続けるって大事ですよね。
2016年度現在では、年間4000万円にものぼるそうですよ。
フェリシモ猫部
「猫と人とがともにしあわせに暮らせる社会をつくること」「ビジネスを通して問題を解決すること」をミッションとして活動しています。猫が好きな方に向けて、猫グッズの企画・販売とともに、動物の保護活動や飼い主を探す支援活動として「フェリシモわんにゃん基金」も設立。「わんにゃん支援活動」では、一匹でも多くの命を救うために、「災害時の動物の保護」「保護された動物たちのごはんやお医者さんに行くためのお金」、「野良猫ちゃんの増加防止」、「ペットの飼い主を探す活動をするNPOへ寄付」をしています。
寄付金の送り先は、日本各地にある約50の支援団体。
その中から、お二人が取材した広島県の「犬猫みなしご救援隊」の活動内容を紹介しました。
NPO法人犬猫みなしご救援隊
人間の身勝手によって捨てられたり、虐待を受けたり、傷病を負っている等、一般家庭では飼養が困難な、引き取り手のない犬猫たちを積極的に保護し、責任をもって育てる【終生飼養】と譲渡活動を行っています。2016年8月からは、広島県動物愛護センターに持ちこまれたさつ処分対象の猫全頭の引き取り、広島県内にある殺処分機の稼働を停止させることに成功しました。
犬や猫だけではなく、たぬきやサルなども保護。1000匹以上の動物がいるにも関わらず、一切におわず清潔だったことが印象的だったそう。実際に現地に足を運んで、しっかり団体の活動を見守っているんですね。説得力がありました。広島県のさつ処分をゼロにしたというのはスゴイこと。
かわいいだけじゃない、アイデアが詰まった猫アイテムを生み出しながら、動物の保護活動や飼い主を探す支援活動も進めている「フェリシモ猫部」。フェリシモ本社では、会議室を使わない休日などに譲渡会も開いており、この動きが全国に広がればいいなと続けているということですよ。
生の声には、大きな力があります。浸透力、影響力が違います。会場でしか見られないもの、集められない情報、感じられないことがたくさんあります。
このようなイベントを各地で開催して、ぜひ生の声を多くの人に届けてほしいですね。
この記事のおさらい
- フェリシモ猫部
- 猫グッズ
- 実店舗orオンラインショップ
- 売り上げの一部を寄附
- フェリシモわんにゃん基金
- 売上の一部は動物の保護活動や飼い主の支援活動に活用される