【怖くない昆虫食】世界47ヶ国で虫を見尽くしてきた筆者が蚕専門店『シルクフードラボ』に行ってみた!

製品・サービス情報information

商品名
シルクバーガー・シルクスープ
価格
1500円(セット価格)
買える場所
シルクフードラボ

※商品に関するご質問等は各店舗へお問合せください。

いよいよ冬も本番。皆さんは風邪など大丈夫ですか?
毎日下駄にはっぴ姿の筆者にとってもさすがに厳しいシーズンとなってきました。

さて、今日はそんな寒い季節にピッタリ?のとある“食べ物”をご紹介しようと思います———

“昆虫食”ってどんな印象??

突然ですが皆さんは“昆虫食”と聞いてどんなイメージを描きますか?

▪“ゲテモノ”
▪正直美味しくはなさそう
▪異国の先住民族とかが食べているもの

…おそらくこんなイメージではないでしょうか?

いずれにせよ、我々日本人にとって〔昆虫食=遠い世界の話〕であることかと思います。

でももし、この「昆虫食」が当たり前に日々の食卓に並ぶ、そんな日が近い将来やってくるとしたら———

世界に広がる“昆虫食”のムーブメント

2013年、FAO (国際連合食料農業機関)が”Edible insects”という衝撃的なレポートを発表しました。その内容を一言で説明すれば

《 世界の人口増加に対応するために、人類は昆虫を食べる必要がある 》

———というもの。

食糧を生産する地球資源には限りがあり、昆虫はエサや場所の必要量や排出する温室効果ガスが少なく環境負荷が低いので、人々は率先して昆虫を食べるべきだという考えです。

…衝撃でした。まさかここまで人類にとって身近な議題だったとは、、

そういえば昨年バイコットでもバグモの「昆虫プロテインバー」を紹介して大きな反響をよびましたね。

食べる蚕(カイコ)?!『シルクフード』 ※虫が苦手な人は飛ばしてね!⚠

さて、そういうわけで今注目を集めてきている「昆虫食」。

皆さんの中にももしかしたら「昆虫食」を経験したことがある方がいるかもしれません。

しかし、そんな強者のアナタもさすがに「蚕 (カイコ)」を食べたことまでは未だかつてないのでは??

———うわっ、気持ち悪い!…そう思って画面を閉じるのはまだ早いです。

…それではご紹介しましょう。食べるカイコ、その名も“シルクフード”!!


あれ?!想像してたのと違う!!

———そうなんです。「シルクフード」とはエリー株式会社が開発した次世代の高栄養価なサステナブルフードのこと。
あくまでも原料に「蚕」を使っているので、その外見からはカイコの姿は全く想像できません。

…というわけで色々と気になるこの「シルクフード」を食べに早速お店へと向かいましょう!!

「えっ?一体どこに蚕(カイコ)が入っているの?!」シルクフードラボ調理場完全密着!

さて、やってきたのは表参道。

以前バイコットでも取材した「COMMUNE」というコミュニティ空間の中に今回ご紹介する「シルクフード・ラボ」はあります。

▼表参道駅A4口から1分歩けば「COMMUNE」の看板が


すごい!前回訪れた時に比べて色々と進化してる…!!

▼ファーマーズマーケット。昨年よりも更にVer.upしていた…!


賑わうファーマーズマーケットの先に、ついに「SILK FOOD」の文字を発見!
今年の20日にオープンしたばかりとあって中々人が絶えません。期待が高まります…!

令和2年1月30日現在のメニューはこの4種。どれも写真からだと一体どこに蚕が使われているのか全く想像が付きません。

今回は一番人気の「シルクバーガー」「シルクスープ」のセットを注文。
早速オーナーの渡邊さんに色々と質問してみます。

———すいません…!このシルクバーガーは一体どこに蚕が使われているのですか?

渡邊さん:「このお肉があるだろう。実はこれに蚕が含まれているんだよ。」

———全然気づかなかった…!どれくらいの蚕が入っているのですか?

渡邊さん:「多くの人に蚕を感じてもらいたいという思いから、シルクペーストをおよそ50%を牛肉に配合しているんだ。」

———半分も!せいぜい5%位かと思っていました…!

———ちなみに、お客さんの反応はどうですか…?

渡邊さん:「皆どこに蚕が入っているのか全然気づかないね。何も知らないで来た人ならまず昆虫食だとは気づかないんじゃないかな?」

———僕も元々世界中を旅していたので昆虫食は見慣れている方ですが、“蚕”は生まれてこの方初めて見ました!

渡邊さん:「あとは意外かもしれないけど、このシルクフードはとってもオーガニックなんだよ。」

———オーガニック?!それはつまり無農薬ということですか??

渡邊さん:「蚕というのはとてもデリケートな生物で、少しでも葉っぱに農薬等が付着していると死んでしまう。この蚕そのものがオーガニックの証明と言ってもいいのかもしれないね!」

———最後に、今後の展望としてはどういったことを考えているのですか?

渡邊さん:「これはまだ何とも言えないな。ここでの出店期間を3月末から延ばすかもしれないし、商品として広めていくかもしれない。あとは飲食店とコラボしても面白いかもしれない。」

———レストランで昆虫食が普通に食べれる未来、なんだか良いですね!

渡邊さん:「人々が“美味しい”って何だろうと改めて考える、そんなきっかけの一つにこのシルクフードがなってくれたら嬉しいね。…さあ、お待たせ!」

世界47ヶ国で昆虫を見尽くしてきた筆者が“蚕”(カイコ)を実食してみた!

さて、いよいよこの時がやってきました!
既に「シルクフード」への印象が変わってきているのは事実。でも、やっぱり味が美味しくないとどうしても説得力に欠けてしまいます。それでは参りましょう…

“Ready to eat”

実は、自分はかつて世界中を旅していた時期があり、その過程で多くの「昆虫食」と巡り会ってきました。

…ただ、50ヶ国近く世界を巡った自分ですが一般的な日本人よりも50倍近くビビりな性格なので、結果として一度も昆虫を口にすることはありませんでした。

これが実質初となる昆虫食。正直むちゃくちゃ怖いです。でもやります。昆虫に苦手意識を持つ、全ての読者の為に…!

▼旅人時代の筆者。昆虫は苦手


まずはこちら「シルクスープ」。一見するとただのミネストローネです。

…というのも実はこのスープ、蚕は具材としてではなく、スープ内に溶け込んでいるのだそう。それでは、いただきます!

———わお!普通に美味しいスープだ!!

ミネストローネに蚕の独特の旨味が加わって非常にコクを感じる逸品。表参道のレストランとかあっても全く違和感なし。何杯でもおかわりしたい、そんなスープです…!

…さて、お次はいよいよメインディッシュである「シルクバーガー」
深いコクと甘みを感じてもらう為に、具材とバンズはあえてシンプルにしているのだそう。

それではいざ、、、いただきます!!!

?!?!?!

!!!!!

美・味・し・い!!!!!

一口目から圧倒的に美味しく、次第にもう一度食べたくなるような「余韻」をしっかりと感じることができるハンバーガー。
蚕の味を口で説明するのは難しいですが、あえて例えるならナッツとレバーの美味しいところを足し合わせたような感じです…!

“蚕”ってこんなに美味しかったのか、、、

「シルクフードラボ」恐るべし…!!

自分は結構面倒くさがりなのでアンケートとかは普段絶対に書かないタイプなのですが、今回ばかりは書かせていただきました。それくらいの満足度!(周りにいたお客さんも皆率先してアンケートに記入してました…!)

皆さん、これは本当にオススメですよ!!!

まとめ:“美味しさ”を考える昆虫食

そんなこんなで楽しかったシルクフードも終わりの時間。

正直、最初このテーマが議題に上がった時は

「うわっ、ついに昆虫食か…一体どんな罰ゲーム企画なのだろうと、、」

…と本気で恐れ、何ならカイコが原因で“解雇”されることまで考えていたのですが実際に食べてみてビックリ。完全に表参道の“美味しいランチ”でした。

そして何より、最後に渡邊さんが自分に言ってくれた「このシルクフードを一つのきっかけに“美味しい”ってなんだろう?ということを皆に見つめ直してほしい」という言葉がとても胸に響きました。

食べ物が溢れるこんな時代だからこそ、日々の何気ない毎日に“美味しいってなんだろう”を問いかけて生きていきたいものですね。

店舗情報

「シルクフードラボ」

住所:東京都港区南青山3-13 COMMUNE内

営業時間:平日休日ともに11:30(9:30より変更)~20:00

期間:2020年3月末までを予定

この記事のおさらい

エリー株式会社
https://www.ellieinc.co.jp/company

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  • writer 桶の旅人
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(2020.02.03)

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