東京マラソンの一般枠中止から始まり、Jリーグは公式戦延期、プロ野球オープン戦や大相撲春場所は無観客での実施、その他にも多くの競技において試合や大会が延期または中止され、スポーツ界は先の見えない危機的状況を迎えています。
そのような中でネットで話題になっているのが、4シーズン目を迎えたばかりのプロバスケットボールのBリーグ。
地域に寄り添った精力的な活動を続けてきたBリーグは、お客さんもスポンサーも着実に増え、「さあこれから」というところで、新型コロナウイルスが直撃しました。
プロリーグと言えど、メジャースポーツと比べると各チームの財政基盤はまだまだ脆弱です。
【衝撃】最悪の場合、全チームの“1/3”が潰れるかもしれない
2/26に「新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応」についての緊急記者会見が行われ、2/28～3/11に開催予定の全99試合についてリーグ戦開催延期とすることが決定されました。
「新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について」B.LEAGUEチェアマン記者会見 #Bリーグ https://t.co/IxEjh8z6iu
— B.LEAGUE（Bリーグ） (@B_LEAGUE) February 26, 2020
もし仮にこのままリーグが開催ができないとなると、その損失額は最大で60億円にも及ぶと推計され、そうなった場合、なんと全チームの3分の1が資金繰りが持たずに潰れてしまう恐れもあるそうです。競技人口400万人以上と言われる日本のバスケットボール界の頂点に立つプロリーグが試練の時を迎えています。
わたしたちが“今すぐに”できるバイコット（買って応援）
個人的な話ですが、私の地元横浜市都筑区にはビーコル（横浜ビーコルセアーズ）のホームアリーナがあり、Bリーグ誕生間もない頃に、現在ビーコルの代表を務める植田さんとお会いしたことがあります。地域のイベントから飲み会まで積極的に顔を出して、リーグのことを、チームのことを熱心に話されていたのがとても印象的でした。
私は熱烈なバスケファンではありませんが、それでもたくさんの想いや努力で積み上げられてきたBリーグに深刻な危機が訪れていることに心が痛みます。
ただ、応援したくとも試合は開催されていない。
そんな時にこそバイコット（応援消費）をお勧めします。
この記事のおさらい
- 国内男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE（Bリーグ）」
- https://www.bleague.jp/
